“キンプリ”ことアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉(21)が14日、東京・秋葉原のUDXで主演映画『弱虫ペダル』(監督:三木康一郎/配給:松竹)キックオフイベントを俳優・伊藤健太郎(23)、橋本環奈(21)、坂東龍汰(23)、竜星涼(27)、栁俊太郎(29)、菅原健(24)、三木監督とともに開き、司会は榎並大二郎アナウンサーが務めた。
『弱虫ペダル』は2008年から漫画家・渡辺航氏が少年誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載しており、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまにメディアミックスされている高校生たちの自転車競技にかける姿を描いた作品。永瀬演じる主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)。坂道は、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会った仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を見せることとなる。
作品でも使われたママチャリを勢いよくこいで登場した永瀬。「どうすか?すごいシュールじゃないですか?」と、若干心配といった様子で周囲を見回しつつ、「(ママチャリに)またがった瞬間、坂道に戻る感じがして」と、懐かしげ。
坂道がママチャリで通った秋葉原に“凱旋”となったが、永瀬自身としては、「坂道自身も思い出深い地でありまして、坂道ほど思い入れが少ないのが少し残念ですけど、きょうは楽しい思い出を作れればと思います」と、本イベントでしっかり思い出を刻みたいと語った。
撮影へは「やるしかないという気持ちがあって、暑かったり、寒かったりいろんな状況があいまって撮影していましたので、限界のその先に何回か行ってました」というほど過酷だったという永瀬。それだけに、「完成したものを観れたというのは不思議ですよね。あと1ヶ月後に届いてほしいと思います」と、しみじみ。
本作のポイントとして自転車シーンはCGではないことがあがるが、三木監督は最初CGを検討していたあと明かすと永瀬は「CGという案があったことすら知らなかったです」と、ちょっと恨めしげ。その理由として三木監督が激坂を登る永瀬たちを見て、永瀬が「苦しそうな表情をするほど監督が喜ぶんですよ」と、いう苦しめられる状況だったからだそうだ。
トークでは作品にかけて自身の青春エピソードを披露することとなり永瀬は「高校生のころに男3人で千葉県の海辺に夜に行ったんです。夜話したりして朝まで過ごそうとなってレジャーシートで3人で雑魚寝して。僕の中では、青春だったなって」と、回想。
もう1つエピソードがあるという永瀬は伊藤、坂東と「午前中で撮影が終わって暇なときに自動車を借りて神社で恋みくじ引いたんです。俺大吉でした。いい結果を引けて、コンビニで傘買ったりしてたよね」と、いい思い出になったようだった。
そして永瀬から「僕たちも全力で自転車に』挑んでロードレースを大事にしました。
青春の尊さなどを思い出させてくれるような作品になっていると思います。ぜひよろしくお願いします!」と、メッセージを寄せその場を後にした。
映画『弱虫ペダル』は8月14日より全国公開予定!
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※記事内写真は
©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会
©渡辺航(秋田書店)2008