嵐が5Gでやりたいアイデア披露！相葉雅紀VRゴーグル装着で「手を伸ばせば届きそうな迫力」と大興奮や松本潤「見たことのない新たな景色をみんなと」

　アイドルグループ『嵐』の相葉雅紀（37）、松本潤（36）、二宮和也（37）、大野智（39）、櫻井翔（38）が5日、都内で『ソフトバンクと嵐の5Gプロジェクトに関する発表会』に登場した。

　『嵐』が作り出すエンターテインメントと、ソフトバンクの持つ技術『SoftBank 5G』が融合し、「誰も見たことのない世界へ、一緒に。」をテーマに、5G（第5世代移動通信システム）時代の新しいエンターテインメントの可能性に挑戦するプロジェクト。その第1弾として、『嵐』の楽曲『Love so sweet』をファンと方々と一緒にバーチャルで合唱するという企画となり、7月17日から始動している。

　まずは、ソフトバンク代表取締役副社長執行役員兼COOの榛葉淳氏から、今回の取り組みへ、「プロジェクト第一弾として実施した『5Gバーチャル大合唱』は、『嵐』の5人とバーチャル空間で大合唱を行うという、これまでにない試み。リモートで繋がる5G時代の新しい体験価値として、多くのファンのみなさまにご参加いただきました」と、反響を口にすつつ、今後展開していく『5G LAB』の新コンテンツ『FR SQUARE』や『VR SQUARE』についても「5G時代にふさわしい新たな視聴体験を提供するXRコンテンツとして、お気に入りの『嵐』のメンバーだけを選んで観ることができる『FR SQUARE』や、まるで6人目の『嵐』になったような体験ができる『VR SQUARE』は、それぞれ8月7日、8月14日より無料での配信開始を予定しているので、この新しい体験を楽しんでください」と、メッセージを寄せた。

　そして5人が登場するトークセッションへ。新TVCMの発表パートでは、「仕上がりの様子だけは聞いているけど、まだ見ていないんです」と、メンバーたちもそわそわした表情で映像の公開を待つ姿が。映像が流れると、大勢のファンと大ヒット曲『Love so sweet』を合唱するシーンに見入っていた。

　松本は、「こんなにたくさんの方が参加してくださいました。おかげで素敵なCMになりました。まだ第1弾なので、もっともっと 5G の技術を使って、ワクワクするようなコンテンツを作っていきたい」と意気込めば、櫻井は、「こうしてファンの方に参加していただくCMは初めてなので、仕上がりをすごく楽しみにしていました。撮影しているときに想像はしていたけど、その想像を超える仕上がりでした！」と、予想の遥か上をいったと手応えを。

　撮影の様子について、大野は「グリーンバックの難しい撮影でしたが、仕上がりを見るとコンサート空間のような壮大な印象ですね」と、振り返りながら話し、二宮と相葉も「（映像が）ファンのみなさんの宝物になってくれたらいいな。僕らも5Gに、ほぼ初めてという環境で触れて、それをファンの方々と楽しむことができて嬉しいです」、「あれだけのファンのみなさんの声が重なると、あんな迫力になるのか……とびっくりしました。場所は違うのに、1つになることができて幸せな気分です」と、笑顔を見せていた。

　続けて、コンテンツ配信サービス『5G LAB』の新コンテンツ『FR SQUARE』を二宮が体験へ。「いま4人を見ながら動かしてます。オレだけでもいけるのかな……」と実況しながら楽しそうにスマホを操作する二宮。視点を切り替えて大野がメインとなる映像をセレクトし「大野さんは歌ってない時に休むクセがあるから、チェックしておこうかな～」と冗談まじりに話すと、大野は「難しくなる時代ですね～」と、苦笑い。

　さらに、8月14日に公開される予定の新コンテンツ『VR SQUARE』に触れるチャンスを手に入れた相葉は、VRゴーグルを装着すると、360度無限に広がるような迫力の映像に「うわっ、すごい！」と驚きの声。そのまま『嵐』のメンバーと一緒に踊るバーチャルコンテンツを体験すると、「ふだん『嵐』と一緒に踊っている距離感より近いです！『嵐』と一緒のステージにいる感覚で、手を伸ばせば届きそうな迫力です。これでスポーツとかライブとか見たら絶対に楽しいよ！」と、興奮気味だった。

　最後に、「『嵐』が5Gでやりたいこと」はないかとの質問に、「5Gでなんでもドローン」と回答した二宮は、「ニュースでもドローンが荷物を運ぶ映像を見ますが、5Gになったらレベルが違う。自分の好きなところに届くのは魅力的なので、荷物の受け取りを体験してみたいです。空は無限の可能性がありますから、5Gをきっかけに、それを使って日常を豊かにしてほしい」と便利な未来に期待を寄せる。

　大野は、「5G大野智の史上初！たぶんだれもやってないキャンプ」と答え「僕はまだキャンプをしたことがないけど、5Gを持つようになったら、いろいろな場所でのキャンプを味わってみたい。虫も出ないし熊も出ないし、安心してできます。どこでも行けちゃうから飽きませんね」と、“アウトドア体験”の夢を。

　「キックボクシング5G武者修行」と提案した相葉は「教えていただいたりトレーニングしてもらったりして、自分が少し強くなったらバーチャルで戦える。格闘ゲームがリアルにできる感覚です。有名な選手と戦うこともできて魅力的です」と1歩先行くアイデアでメンバーを驚かせ、櫻井は「5Gは医療とセットで話題になることもあり興味がありました。離島や外出するのが難しい方も5Gの技術で治療を受けることができて、安心感が増すと思います」という意見から、「5Gスマホ病院」を、提案。

　「5Gパーソナルバーチャルトレーナー」とアイデアを出した松本さんは「低遅延で大容量の通信によって映像が届くので、違う国にいる一流のトレーナーからリアルタイムで教わることもできます。VRで作った崖を登るとか、その場にいなくてもできることが飛躍的に増えると思います。ダイヤモンドヘッドが見えるビーチで走ることもできますね」と話し、「今までに見たことがないコンテンツを、これからどんどん作っていきたい。インフラが整っていく中で、できることも飛躍的に増えると思うので、見たことのない新たな景色をみんなと作ってみたい」と、ステージを締めくくっていた。