藤井流星、神山智洋“悲しみの向こう側”と「ジャニーズWEST」を「重ねちゃう」と心情吐露!舞台「正しいロックバンドの作り方 夏」配信決定に「めちゃくちゃ嬉しい」

藤井流星、神山智洋“悲しみの向こう側”と「ジャニーズWEST」を「重ねちゃう」と心情吐露!舞台「正しいロックバンドの作り方 夏」配信決定に「めちゃくちゃ嬉しい」1

 『ジャニーズWEST』藤井流星(26)と神山智洋(27)、俳優・栗原類(25)、吉田健悟(27)、中村梅雀(64)らが9日、東京・グローブ座で舞台『正しいロックバンドの作り方 夏』(演出:西田征史)公開ゲネプロを開きその仕上がりをメディア向けに披露した。

 本作は、不器用でまっすぐなシズマ(藤井)、テツ(神山)、オギノ(栗原)、コバ(吉田)の4人の青年たちが組んでいるロックバンド『悲しみの向こう側』を描いた物語。今年4月から6月にかけ本舞台主要キャストが出演した日本テレビ深夜ドラマ枠『シンドラ』にて『正しいロックバンドの作り方』(日本テレビ)が放送。ドラマ版では4人が夢だった日本最大級の音楽フェス『電撃ロックFes』出場を目指して奮闘するドタバタとなったが、本舞台では、ドラマ後を描いており、目標を失い燃え尽きてしまった4人が再び奮起する姿が楽しめる。

 ゲネプロではドラマ版の企画・脚本監修を務めた西田征史氏が本作も手掛けているだけに、ドラマ版の雰囲気が舞台上でも展開。4人の関係性やクスリと笑えるネタも随所に折り込まれる。さらに、4人とベテランの中村との絡みもドラマ性を高め、作品にテンポを生むものとなった。

 終演後には取材会が開催。藤井、神山、栗原、吉田、中村による写真撮影からとなったが、自主的に「ポーズの指定ありますか?」とカメラマンに声をかけ「うー……、消えちまえ悲しみ!」と、5人で劇中の掛け声を合わせたりと和気あいあい。

 まずは、新型コロナウイルス拡大防止の観点から、けいこ期間はマスクをし、本日初めてマスクなしでゲネプロに臨んだという藤井は「みんながこんな表情してたんやと思って。だから、けいこが始まったときくらいの、新鮮な気持ちで楽しめました」と、この時期ならではのコメントをすると、神山も「2段階でけいこを楽しめたというのは大きかったかなと思います」と、うなずく。

 ドラマから舞台化されたことへ、神山は「なかなかそういうことってなくて、メインキャストで、続きができるというのは嬉しいものがありました。ドラマのクランクアップのときもこれで終わりじゃない感じで、『じゃ、また!』とあっさりな感じでしたし」と、願っていた通りの再会が嬉しかったよう。ちなみに、ドラマと舞台の違いは藤井は「髪伸びた」というと、神山は「僕も(髪の)分け目が変わった」と細かな部分は変わったそうだ。

 今回の舞台経験が『ジャニーズWEST』の活動の強化につながるのではとの質問が飛ぶ。これに、神山は「グループがのしあがっていくために、ぶつかりあうことも必要なことなんじゃないかなって。『ジャニーズWEST』は基本的にぶつかりを避けて、仲良くやっていきたいという思いはどっかあるんですけど、ぶつかってより強くなっていくものがあるんだなと感じています」と、新たな視点を得たそう。

 藤井も、「ドラマで『夢を追う時間が長い方がいいと思って』みたいなセリフがあるんですけど、それって『ジャニーズWEST』もハマっているなと思ったりするんです。僕らもデビューまでに時間がかかりましたし、今でこそCDをたくさん買ってくださっている方もいますけど、そんな最初からたくさん買って頂けるということはなかったので、なんか重ねちゃうというか」と、共感していたといい、それだけに「『悲しみの向こう側』の続きを考えてたらハッピーエンドになってほしいなという気持ちがあるんです」と、望みを込めていることも語っていた。

 さらに、『ジャニーズWEST』のメンバーたちが本舞台を「絶対に観に来てくれると思います」とメンバーたちのことを話す藤井。先日、メンバーの重岡大毅(27)が今月22日から23日にかけて放送される『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』でメインパーソナリティーを務めるとともに、番組内スペシャルドラマ『誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-』の主演も発表された際のときへ「決まったときに、グループのメールで一斉に『すげーな!』『おめでとう!』『よくやったな!』『よくあんな豪華メンバーのなかで行けたな』って」と、みんなで祝福した思い出を披露。神山も「メンバー同士が頑張っている姿を見るのが好きなメンバーばかりなので」と、現在のグループの雰囲気を垣間見せていた。

 ほかにも、藤井にとって本舞台が「ジャニーズのショー以外の舞台は初めてなので、『神山さん引っ張ってください!』と言いました」と、お願いしたのだとか。すると、神山は「とくに何もしてないです。何も教えてないです(笑)」と、とくに口を挟むところはなかったと証言。しかし、藤井としてはジャニーズ以外の舞台は不安だったようで演出の西田氏から「流星くんは初舞台に近いからか不安があったようなんです。よくよく聞いてみたら、『演出家というものが怖い』らしくて灰皿が飛んでくるようなイメージだったらしいんです。そこから『違うよ~』と説いていきました」と、エピソードが披露し、藤井は照れ笑いだった。

 そして神山は「こういう状況で舞台をするなかで、エンタメが届けられるものってすごい力になるなって思いますし、観てくださる方たちにご協力頂いて、大阪公演千秋楽まで1ヶ月ちょっと誰1人も欠けることなく、走り抜けられたらなと思います」と、意気込み。

 また、公演映像の配信も決定したことが発表。詳細は後日、公式サイトにてアナウンスがあるそうだが、神山は「こういう状況で応募してくださっても観に来られなかったという方も居ると思うので、配信できるというのは嬉しいです」と話すと、藤井は「『ジャニーズWEST』としてライブはやらせて頂きましたけど、舞台は全然違うと思うので、楽しみでめちゃくちゃ嬉しいです。公演はライブになるのか収録になるかもまだ決まっていないので、そのへんは楽しみにしていてください」と、アピールしていた。

 舞台『正しいロックバンドの作り方 夏』東京公演は8月9日から同30日まで東京グローブ座にて、大阪公演は9月2日から同8日まで梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演!

 ■キャスト
 藤井流星(ジャニーズ WEST) 神山智洋(ジャニーズ WEST) 栗原類 吉田健悟
 野田美桜 かわのをとや 中谷竜
 中村梅雀
 石丸奈菜美 那須一南 若林司

 ※記事内写真は「撮影:阿久津知宏」

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