俳優・中村倫也(33)が主演し9月4日から公開予定の映画『人数の町』(監督・脚本:荒木伸二/配給:キノフィルムズ)。
作品内で描かれる“町”のルールブックとなるバイブルの中身を中村演じる主人公・蒼山が読み聞かせする映像が20日、解禁となった。
2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた作品が映画化。主演の中村のほか、共演は石橋静河、立花恵理、山中聡となっており、監督は松本人志出演の「バイトするならタウンワーク」のCMやMVなどを多数手掛ける荒木伸二が初の長編映画に挑戦する。
作品は衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない、という謎の“町”を舞台に、借金で首の回らなくなった蒼山(中村)が、その“町”の住人となり、そこで出会う人々との交流を経て“町”の謎に迫っていく新感覚のディストピア・ミステリーとなっている。
これまで“町”のお食事事情や、お仕事事情などが公開されていたが、今回は謎に 包 まれている“町”のルールブックであるバイブルが解禁。中村演じる蒼山が新しく町の住人になる方々に読み聞かせる予習動画となっており、今後24日、27日、31日、9月3日にも同様に“町”のルールを蒼山が音読してくれる動画がアップされていく予定となっているという。
20日に公開されたのは「通貨」となり、「町に通貨は存在しない。外の世界で使用される通貨の持ち込みも禁止である。財産という概念が人間を不平等にそして不幸にするのは明らかであるし~」と、説明も。なお、動画の中にはハッシュタグが隠されており、映画『人数の町』公式Twitter をフォローし、そのタグをつけて、バイブル動画をリツイートすると、リツイートした人の中から抽選で、“町”の住民の証であるパーカーが抽選でプレゼントされることとなる。
映画『人数の町』は9月4日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開予定!
■STORY
借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられる。その男は蒼山に「居場所」を用意してやるという。蒼山のことを“デュード”と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は、ある奇妙な「町」だった。
■キャスト
中村倫也、石橋静河、立花恵理、橋野純平、植村宏司、菅野莉央、松浦祐也、草野イニ、川村紗也、柳英里紗、山中聡
※記事内画像は(c)2020「人数の町」製作委員会
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