新型コロナウイルス感染拡大の影響により公開延期となっていた『劇場版 仮面ライダーゼロワン』が12月18日公開予定であることが30日、解禁。合わせて、“謎の男”エス/仮面ライダーエデン役として伊藤英明が登場し、仮面ライダーシリーズ初出演することも発表となった。
『令和仮面ライダー』シリーズの第1作目、人工知能=AIが導入された新時代の日本で生まれた悪と戦い、人間の「夢」と「情熱」を訴えていくストーリーで、放送の度に多くの話題を呼んだ特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』。
伊藤は、その最終回となる30日の放送にエス/仮面ライダーエデンとして突如登場。仮面ライダーエデンは、全身を駆け巡る血管のような輝くラインがあしらわれており、 暗闇の中でも怪しく目立つデザインで、物々しい雰囲気を醸し出しており、「この世界を破壊し、楽園を創造する」と怪しげなセリフを放つなど、強烈な印象を残している。新たに出現した謎の男に対して、主人公・或人たちはどんな戦いを繰り広げるのか……『仮面ライダーゼロワン』最終回に続く、劇場での熱い展開を感じさせるものとなっている。
今回の出演となる伊藤は、「この度、仮面ライダーゼロワンにエス/仮面ライダーエデン役として出させて頂くことになり大変興奮しております」と、気持ちを語。
「幼少の頃より仮面ライダー、特にスカイライダーは自分の中で永遠のヒーローでありましたが正直大人になるにつれ、その存在は自分の中で薄くなっていました。 しかし、今年5歳になる息子の心を掴んで離さない令和第1弾目となる仮面ライダーゼロワンを、初めは自分も父親として仮面ライダーを観るのか、と感慨深い気持ちで一緒に見始めたところ、息子同様、いや、それ以上にハマっている自分がそこにいました」と、息子きっかけで再び見始めたのだとか。それだけに、「息子が一心に熱い羨望を向けている仮面ライダーゼロワンに、同じテレビに出ている人間として『俺はなぜその羨望を受けられないんだ!!』と嫉妬心を抱いたのです。笑」と、悔しがっていたという。
そんななか起用が決まり、「子供の頃から何度やってもリアルに出来ない変身を40年の時を経てさせて頂いた事にも甚く感動しております。ぜひ、『仮面ライダーゼロワン』の最期をエスとして大いに盛り上げて行きたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします」と、気合のこもったコメントを寄せている。
また、今回の発表とともに『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE』の公開が2021年春となったことも合わせて明かされた。
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