アイドルグループ『KAT-TUN』亀梨和也(34)が主演する11月7日より上演予定の舞台「『迷子の時間』 -「語る室」2020-」(作・演出:前川知大)の全キャストおよびメインビジュアルが1日、解禁となった。
本作は、2015年に演出を務める前川知大氏主宰の劇団イキウメで上演された『語る室』をベースに、『抜け穴の会議室』以来10年ぶりの登場となるPARCO劇場のオープニング・シリーズに2020年版として新たに届ける作品。独自のSF的な世界観から、今を生きる意味を私たちに問いかけてくる、前川ワールドを感じさせるものとなっている。
亀梨は、失踪した子供の叔父で奇妙な幻覚に悩む主人公の警察官役を演じることがこれまでに発表されている。
今回、発表となったキャストは警察官の姉で、失踪した息子の母親役に貫地谷しほり、父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー役を浅利陽介、帰ることのできない未来人役を松岡広大、奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師役を古屋隆太。浅利演じるヒッチハイカーの妹で遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘役を生越千晴、幼稚園送迎バスの運転手で失踪した弟の帰りを待ち続ける兄役を忍成修吾が演じることとなった。
舞台「『迷子の時間』 -「語る室」2020-」東京公演は11月7日から29日までPARCO劇場にて、大阪公演は12月8日から同13日までサンケイホールブリーゼにて上演予定!
■あらすじ
田舎町、ある日の夕方。
人気のない山道で、一人の園児と幼稚園送迎ハ゛スの運転手が姿を消した。
バスはエンジンがかかったままで、争った跡はなかった。
手掛かりはほとんどなく、五年経った今も二人の行方は分からないままだ。
消えた子供の母、その弟の警察官、バス運転手の兄。そして三人が出会った人々…。
奇跡を信じて嘘をつき続ける霊媒師、
帰ることのできない未来人、
父の死を知り実家を目指すヒッチハイカー、
遺品から亡き父の秘密に迫ろうとする娘。
彼らを通じて、奇妙な事件の全貌が見えてくる_。