アイドルグループ『乃木坂46』の西野七瀬(23)、桜井玲香(23)、松村沙友理(25)、白石麻衣(25)、伊藤万理華(21)、生田絵梨花(20)、女優・富田望生(17)が28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『あさひなぐ』(監督:英勉/配給:東宝映像事業部)完成披露上映会を英監督とともに開いた。
第60回小学館漫画賞を受賞した漫画家・こざき亜衣氏の同名作が原作。高校女子なぎなた部の真剣勝負や青春などを描いた作品。運動音痴ながらなぎなたを始めた主人公・東島旭役を映画初出演にして初主演となる西野、旭が憧れる先輩・宮路真春役を白石麻衣、2人の前に立ちはだかるライバル・一堂寧々役を生田が演じる。
西野はこれが観客の目に触れる初めてなため「観終わった後にどんな感想が浮かぶのか楽しみです」と、実感を語りつつ、「格好いいなと思っているので」と、自信はあるよう。
今年に入ってからなぎなたのけいこを始めたそうだが、西野は、「なぎなたも重くて、足の裏の皮がめくれそうになって。想像以上に大きくて重いんですよ」と、本当に重そうといったジェスチャーで伝える。
撮影中には、桜井がキャラ作りで舌打ちをすることが難しかったという話や、伊藤は自身のキャラではない引っ張る側として頑張ったというエピソード。
さらに、白石が「強くないといけないから真春ちゃんだけビシビシ行くねといわれてヤバイなと思って心が折れそうになったんですけど、なぎなたは楽しいし、できるようになってくると楽しくなってくるんですよ」と、気持ちが切り替わっていったこと。松村も1ヶ月かけて打ち合わせ通りの動きをマスターしたにもかかわらず前日にプランがすべて変更となり、「心が折れそうになったんです。ちょっと一瞬涙が出ました」と、英監督に恨み節などのトークで盛り上がる。
一方の富田は『乃木坂46』の間に入っていくということで緊張はなかったかと問われると、富田は「ものすごく優しくて」と、2回繰り返して言い西野も「望生ちゃんがいてくれるだけで、場の空気が和んで明るいんです。本当に感謝です!」と、和気あいあいで、富田は「そんなー!」と謙遜しながらも感激している様子を見せていた。
さらに、西野のお気に入りのシーンで「旭が真春先輩を呼び出して食って掛かるシーンがあって、そのシーンが好きで!」とオススメすると、白石は「そのシーンはモニターで観ていましたけど、メチャクチャ格好よかったです!」と、絶賛だった。
その後、スポーツドリンクの入った樽を鏡割りしヒットを祈願。楽しげに乾杯していた。
映画『あさひなぐ』は9月22日より全国公開!