声優・神谷浩史が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』(監督:京極尚彦/配給:東宝)公開記念舞台あいさつを山田裕貴、りんごちゃん、きゃりーぱみゅぱみゅ、小林由美子、京極監督とともに登場し、司会は堂真理子アナウンサーが務めた。
1990年より『漫画アクション』で連載が開始され“クレしん”の略称でも親しまれている『クレヨンしんちゃん』の劇場最新作。本作では、地上のラクガキをエネルギーに浮かぶ王国・ラクガキングダムが春日部へ進撃をはじめ、しんのすけはひょんなことから手に入れた、描いたものが実現する“ミラクルクレヨン”で描いた“ほぼ四人の勇者”たちと春日部を救うために立ち上がるという物語となっている。神谷は2016年よりぶりぶりざえもん役でTVアニメ版に出演しているが、劇場版登場はこれが初となる。
イベント後半に神谷と小林が登壇。小林が「ぶりぶりざえもん、やっと(劇場で)会えたぜ!ぶりぶりざえもん最高!!イエーイ!!!」と、ガッツポーズをすると、神谷も「イエーイ!」と、手を振り上げて返しつつ「なんだよ、これ(笑)」と、楽しげ。
そして、神谷は「みんな待たせたな。救いのヒーローぶりぶりざえもん参上!」と、ぶりぶりざえもん風にあいさつすると1人1人へ声をかけていくことに。
まずは姫役を演じたきゃりーへ神谷は「いやー姫可愛かった!きゃりーさんの顔って特徴的ですごく好きなので、顔が浮かんじゃうかなと思ったけど、全然きゃりーさんの顔がまったく浮かばなかった!誰がやってるんだろうって、最初から最後まで見ちゃいました。素晴らしかったです!」というと、きゃりーも「嬉しい」と笑みがこぼれる。
続けて、指導官リンゴ・イチゴ・メロンの1人3役を演じたりんごちゃんへ「素敵でした。本当に。愉快なシーンでございまして、1人3役大変でしたね。本当に愉快なシーンでした」というと、防衛大臣を演じた山田へは「無茶苦茶格好良かった!マジ最高に格好良かったです!さっきお会いしたときも『マジ最高でした』と永遠に言ってしまって、『すいません、すいません』とおっしゃってて(苦笑)」と、べた褒め。
さらには、京極監督へ「マジ面白かった!本当に面白かったです!この作品に参加させて頂いて本当に嬉しいです」と、感謝ししていた。
そして神谷から「らくがきっていうのは想像力の産物だと思っています。何かを楽しむのに想像力ってとても大切なので、その想像力を育むって楽しいなと思うんですけど、なんからくがきを見ていると、なんでこの絵笑っているんだろうとか、どんな子が書いたんだろうとか、そもそもこの絵なんだろうとかって、見てるだけで楽しくなるんですよね。この映画はきっと想像力の線でできあがっているものなので、だからきっとこんなに楽しいんだと思います」と、思いを伝えつつ「この映画はクレヨンしんちゃん映画史上、僕は最高傑作だと思っております。『なぜなら、この私が主役だからだ』以上です。ありがとうございました」と、ぶりぶりざえもんの気持ちを代弁した感じでスピーチを締めくくっていた。
『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』は公開中!