アイドルグループ『関ジャニ∞』大倉忠義(35)、俳優・成田凌(26)が共演し、現在公開中の映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(監督:行定勲/配給:ファントム・フィルム)。その本作のオフショット写真が16日、公開された。
『失恋ショコラティエ』などで知られる水城せとな氏の人気コミック『窮鼠はチーズの夢を見る』、『俎上の鯉は二度跳ねる』が原作。自分を好きになってくれる女性と受け身の恋愛を繰り返していた大伴恭一(大倉)がある日、大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田)と7年ぶりに再会。渉から「昔からずっと好きだった」と突然想いを告げられ、ただひたすらにまっすぐな今ヶ瀬に、恭一も少しずつ心を開いていくのだが、そこの恭一の昔の恋人・夏生が現れ、2人の関係が変わっていく……。
今回、新たに解禁されたオフショット写真は、恭一と今ヶ瀬の同棲生活の暮らしが垣間見れるシーン。本作で美術を担当した相馬直樹氏は、「恭一の部屋のセットプランを考えるにあたり、妻の知佳子好みの生活からの反動を感じさせることを意識しました。築年数は古く、内装の耐火ボードを剥がしたままのスケルトンな質感を生かしてリフォームしているマンションをイメージしています」という。
その話の通り打ちっぱなしのコンクリートが特徴的で、木製のインテリアがお洒落に品良くまとまっている。行定監督は、「とある出来事があった翌日、裸のまま部屋を歩き回る2人のシーンがあるんですが、そのカットこそ男同士ならではのリアリティーがあると思っています。あのシーンを撮りたいために、部屋の間取りやキッチンのシンクの高さ、カメラ位置が目線になるようになど全部計算してセットを組み撮影に挑みました」という狙いから、ち密に計算された空間設計をしたそうだ。
また、劇場で販売となるパンフレットには、恭一の部屋の美術設計図も掲載されており、より深く映画『窮鼠はチーズの夢を見る』の世界を堪能できるものとなっている。
映画『窮鼠はチーズの夢を見る』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー中!
※記事内画像は(c)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
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