女優・上白石萌音（22）、ウエンツ瑛士（34）、仲里依紗（30）、お笑いコンビ『ミキ』の昴生（34）と亜生（32）が21日、東京・イイノホールで映画『トロールズ ミュージック★パワー』（監督：ウォルト・ドーン／配給：東宝東和、ギャガ）完成披露舞台あいさつに登壇した。
ドリームワークス・アニメーションが「ボス・ベイビー」に続く大人気キャラクターとして世に送り出した『トロールズ』を描いた作品の劇場版。歌って踊ってハグして、毎日ハッピーに暮らすポップ村のトロールたちが、この世界に別の音楽を楽しむ仲間たちがいることを知り旅に出る。しかし、それは、すべての音楽をうばい、王国をロックで支配しようとする女王バーブのワナだった……。日本語吹き替え版では、上白石はポップ村の女王・ポピー役を、ウエンツはポピーの幼馴染ブランチ役を、バーブ女王役の仲、クラシックトロールとクラウド・ガイを『ミキ』が声を当てることとなる。
上白石は本作の出演へ「トロールたちが本当にかわいくて、音楽がいっぱいあってこのアニメーションの中で歌えるのかって嬉しかったんです。ただ、アナ・ケンドリックさんの吹き替えをまさかできると思っていなかったので楽しみ半分、不安半分でしたね」と、心情を吐露。
ウエンツはジャスティン・ティンバーレイクが演じているキャラクターの声を当てるということで「もちろんそういうプレッシャーもありましたけど、キャラクターとして声を重ねられる喜びがあったので嬉しいです。それと1回観ちゃうとキャラクターたちが可愛くててしょうがないんです」と、声を弾ませる。
さらに、本作が留学から帰国後初仕事だったということを話しつつ、「帰ってきたからお仕事だったので大丈夫かなって。帰ってきた僕はいろいろ知らないじゃないですか。イギリス留学中にもしかしたら怠惰な生活をしていたかもしれないのに声をかけていただいて」と、感激したことも話していた。
ちなみに、上白石はウエンツと実は縁があるそうで、「普段から仲良くして頂いていて同じボイトレの先生に習っているんです。いつかご一緒できたらと思っていたら、まさか歌まで一緒に歌えるなんてと思って」と、喜んだそうだ。
続けて、作品へ出演して仲は「アニメーションが大好きで正解感が大好きだからやれるというか。歌を歌うのは緊張しました」といえば、昴生は自身の歌唱シーンへ「みんなが歌って、いい流れがくるんですけど、僕がその最後の方に出るんです。いい映画です。無茶苦茶面白いですよ」と“大御所扱い”に気をよくしたり、亜生は「作品しっかり観ました、世界観崩したらあかんと思って」と、役作りへの気持ちも語っていた。
なお、イベントでは冒頭からミキがテンションも高く手を振りまくりながら現れ、ウエンツが「袖とテンションが違いますよ」と、暴露され昴生がウエンツにくってかかる一幕が。その後も、昴生がウエンツに積極的に絡んでいく展開となり、ロンドン留学仕込みの語学なため「アメリカじゃないから」と食って掛かればウエンツも「もしジャスティン・ティンバーレイクがここにいれば何も言わないでしょ！」と、バトルがぼっ発！
ついには、自分のキャラクターと演じたキャラクターで共感した部分がという話になったさい昴生がイベントの流れを強引に上白石に振ろうとすれば、ウエンツが「僕は……」と前に出て「亜生とお前は黙れ！」と、キレた声を出し収拾がつかなくなりそうに。
しかし、その後2曲メドレー生歌唱になった際には、全員一致団結しノリノリで腕を振り上げながら歌唱したりダンスしたりと、会場を盛り上げまくり、事なきを得ていた。
上白石から「みなさんと、一緒に歌うということが素敵なことで、ハーモニーって素晴らしいなと思いました。ミュージックパワーを感じてもらえる作品です」とアピールしていた映画『トロールズ ミュージック★パワー』は10月2日よりTOHOシネマズ日比谷より全国公開予定！
バトルぼっ発！？
みんなでノリノリ歌唱
