女優・紺野まひる、大関れいか、俳優・平田満、奥野瑛太、榊原有佑監督が23日、都内でネスレシアター最新ブランデッドムービー『この場所の香り』プレミア発表会に登場した。
数年前から広告とシネマのハイブリッド作品を作るブランデッドムービーをショートフィルムで作り出す作品で数年前から展開。『この場所の香り』は、仕事の合間にコーヒーブレイクができ、くつろげる休憩スペースでかわされる、部署や年齢に関わらない人々の交流を約8分の『See you』篇と『Thank you』篇の2篇で描いている。
本作でネスカフェ アンバサダー役を演じる紺野は「いまビルを出て街を歩くと、コーヒーショップはいっぱいあるじゃないですか。でも、マシンがあることで、コミュニケーションを取れる場所ができ、とても素敵な空間ができたなと感じています」と、流れができたことに感じ入ったという。
平田はといえば、そういった環境の会社が「いや羨ましいなと思いました。こういうマシンとアンバサダーがいる会社に務めたいなと思いました」というほど感じのいいものだったようだった。
そんな本作の撮影を通してだが、実はコーヒーを1度も飲む機会がなかったそうで、「私、残念ながら1度も飲むシーンがなくて!」と訴えると、逆に平田は「僕はガブガブ飲みました。とてもおいしかったです(笑)」と、ニヤリと返すことも。
一方、奥野は平田演じる熟練社員の部下役を演じるが、プライベートでもそんな師匠と仰げるような人物がいるのかと問われ、「すげー面白いおじちゃんがいて、ライフワークでたけとんぼを作っているんです。そのおじちゃんの作った竹とんぼが、大学で力学を専攻している教授が作った、よく飛ぶ竹とんぼだという竹とんぼより飛ぶんですよ。その方に弟子入入りしたいなって思ってまして」と、例を挙げて和ませていた。
さらに、SNSで70万人以上のフォロワーがいるという大関は、劇中ではリアルな場所に人が集まるという姿を見て自身の活動に置き換えた際に、「ファンの方とのリアルなところでコミュニケーションの場というのが、Twitter、Instagram全部のSNSがそうなんですけど、コメント欄がリアルなコミュニケーションの場所で。コメントで相談をくれたり、悩みをしゃべってくれたりして、あとは生配信とかでファンの子の悩みを聞いて私もファンの子に答えたりしていて。会ってはないんですけど、すごくリアルなコミュニケーションの場がいっぱいあるなと感じました」という。
そんななか、司会の別所哲也から「70万人もフォロワーいたら、大変じゃない?」と質問も寄せられたが、大関は「いや楽しいですよ。すごく」と、あっさりした返答で別所を驚かせる一幕もあった。