歌舞伎俳優・中村獅童(44)が31日、都内で日本マクドナルド『“二代目”月見バーガー』お披露目会に登場した。
マクドナルドが秋に毎年発売している月見バーガーが発売から26年目にして“二代目”としてリニューアル。秘伝の月見ソースに旨みとコクが濃厚になった。この『“二代目”月見バーガー』は9月6日から全国のマクドナルドで展開されるが、初の朝マクドでも楽しめる『月見マフィン』や『シャカシャカ 明太マヨ』『マックフィズ/マックフロート ゆず』も同時発売となる。中村も二代目なこともありアンバサダーに就任した。
獅童はまず登場するや、2代目ということで口上を述べることとなり「熱い熱いご声援を」と呼びかける。獅童は「私もまさかマクドナルドで口上をさせて頂くと思っていなくて、緊張しました。でも嬉しかったです」と、笑みが漏れ、「秋といえば月見バーガー。食欲の秋、マツタケ……月見バーガーですよ。満月を観ていると食べたくなりますね」と、月見バーガーファンであることを明かすことも。
それだけに、「伝統と革新ですよね。マクドナルドは子供の頃からファンなんです。日本舞踊のお稽古に行く間にマクドナルドがあるんです。調理場に入れて頂いたことにもありますし、小さい時にマクドナルドで誕生日会をやったことがあって、中に入れて頂いてメチャクチャ親切にしてもらって、その後キャッチボールもしてもらったんです。僕の中でマクドナルドといえば夢の存在なんです」と、憧れがあるほどなのだとか。
さらに、マクドナルドをよく利用もするようで、「妻とドライブスルーでマックシェイクを飲んだときにすごくおいしくて、3回連続で頂いて、何か縁があるのかなって」と、しみじみだった。
そんなトークをしつつ、いよいよ月見バーガーを実食することとなり、「ベーコン、ソース、パティー、三位一体で、ソースが濃厚で多くの人に食べてほしい!すごい人気のある商品だからいいところを残してリニューアルするのは素晴らしい。コク!ぱねぇ!」と、パクリと食べだす。よほどおいしかったのか、トークの間でもぱくつき、去り際には全部を一気に口に詰め込みその場を後にするほどだった。
その後の囲み会見では、話が歌舞伎界のことに向き先日、坂東巳之助が婚約したことへ、「非常に嬉しいですよね。まだ20代だけど、女性関係のことも聞いたことないし。彼もいろいろ大変だったけど、芝居に対する姿勢が真面目だし、いまどきの子という素顔もあれば、坂東流を背負って頂いて、ここ何年か急成長していますね」と、祝福したり、中村七之助の近況について問われると「ウワサは聞いてるけど、きのう芝居を隣り合って観劇していて、突っ込んで聞こうと思ったら『じゃあ僕はこれで』と言って」と、空振りに終わったそう。
さらに、七之助とウワサになっているお相手は北川景子似とも言われているが会ったことがあるのかへは「僕が知っている人だとすれば会ったことある。綺麗な人ですよ」とのことだった。
ほかにも、今年5月に初期の肺腺がんを患っていたことを明かし治療を終えた獅童へ、体調の質問も飛び、「先日、7、8割と言いましたけど、リハビリでプールに行ってました。きょうも舞台に行くときの声量を出したので、たぶんもうバッチリ!もう大復活です。体調はすごいいですね、声の調子も良くて」と、全快といった様子。
そこから転じて、今年6月にがんとの闘病の末に亡くなった市川海老蔵の妻・小林麻央さんのブログが米・スタンフォード大学の東アジア図書館のウェブアーカイブコレクションで保存されるというニュースへ感想を求めると、「やっぱりあのブログはきっと麻央さんの魂の言葉だったんで、そういって心が残っていくことは嬉しいことですし、より多くの方に読んで頂いてたくさんのこと考えてもらえれば」と、メッセージを寄せつつ「僕らは舞台に立たせて頂いて笑って頂いたり、泣いて頂いたり、勇気を与えたりというお仕事なので、僕も病気になったときに多くのみなさんに励まして頂いたので、恩返しではないですけど、元気になってみなさまお1人1人を勇気づけることができるような存在になりたいですね」と、抱負を語っていた。