アイドルグループ『乃木坂46』の齋藤飛鳥(22)、山下美月(21)、梅澤美波(21)が25日、「実写『映像研には手を出すな!』初日に観るか? 週末に観るか? 公開初日をみんなで祝おう配信イベント」をオンラインで開催した。
3人が主要キャストを演じた『映像研には手を出すな!』は、月刊青年漫画誌『月刊!スピリッツ』(小学館)にて連載中の漫画家・大童澄瞳氏による同名コミックが原作。“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を、独特な世界観と共に描き出した作品で、今年1月から3月まではアニメ版が放送。そして3人がメインキャストを務めた実写版TVドラマが4月から5月にかけ放映され、それぞれ話題となった。
イベントがスタートすると、劇中でプロデューサー的な立ち位置でまとめ役だった金森さやかを演じた梅澤がMCということで、早速冒頭から「ダラダラやるのではなく、しっかりと進めさせていただきます!」と、金森節で宣言。
最初の企画は『映像研』に関わる6つのクイズに1人1問ずつ答える「映画にまつわるガチクイズ対決!」。それぞれの問題に記憶を辿りながら答える白熱の展開の末、梅澤がポイントで最下位となり、罰ゲームで映画の台本をめくり、ストップで止まったページから他人の役を演じることに。梅澤は「恥ずかしい!」と言いながら、浅草の早口の長台詞を熱演!すると齋藤は「疲れるでしょ、浅草って」と労うと梅澤も「これは、喉やられます……」と、浅草を演じることへの大変さを身をもって実感していた。
続いて、SNSで募集した視聴者が選ぶドラマ版名シーンを発表するコーナーへ。1つ目の水崎が黒服に追いかけられ、水門から飛び降りるシーンが流されると山下は「何回も飛んだし、カメラマンさんもボート上から撮っていて、大変でした」と、撮影を振り返る。2つ目に、アニメの企画を考える際に金森が連続で披露したモノマネのシーンが流れると梅澤は「このシーンでは、ツバメちゃんのテンション感にすごく助けられた気がします」と、感謝のコメント。ラストは、浅草の涙のスピーチのシーン。齋藤は「テストが一番泣けたかもしれない」と、答えると山下は「原作のツバメちゃんは泣かないんだけど、私は結構つられて涙してしまいました」と、裏話を語った。
そして、『映画版注目ポイント・キーワード発表!』と題したコーナーでは、梅澤は「映像研3人の座り方」、山下は「排気ダクトー!」、齋藤は「三助」とそれぞれ発表!これらのシーンは『映像研には手を出すな!』LINE公式アカウントにキーワードを入力すると、なぜこのシーンが注目ポイントなのかを齋藤、山下が語っているネタバレも含まれているコメント動画が公開されるという仕掛けとなっている。
そんななか、梅澤から「ここまでたくさんの活動をしてきましたが、皆さん、公開までやり残したことはないですか?」と2人へ問いかけると、齋藤と山下は声をそろえて、「ありません!」と回答。それに対し梅澤は「ふたりとも甘いです!!私はこの作品を少しでも多くの人に観てもらうために必要なことを考え、それはTVCMだと考えました!そして若者に大人気の何かと絡めないかということで、あのファンタさんと直接交渉し、ファンタさんとのコラボTVCM獲得に成功しました!それが26日午後7時から全国TBS系列で放映される『キングオブコント2020』番組放送内で、CMが一度だけ流れます!」と発表すると、齋藤「なんか金森みたい! 目が金森になってる(笑)」、そして山下と声をそろえて「絶対見る~!」と喜んでいた。
しかし、梅澤はこれだけではなく「本当にやり残したことはないですか!!」と再び問いかけ。またまた2人は声を揃えて、「ありません!」と回答。梅澤は、「甘い!!!!!昨日からすでに発表していることがあるではないですか!」とあおると、齋藤は、「この衣装を着ているということは、主題歌でもあるファンタスティック3色パンを歌うということです!もしかしたら、この衣装を着てやるのは、最後かもしれないと思って聴いてください!」との掛け声から『CDTV ライブ! ライブ!』でも披露し大反響を呼んだ主題歌『ファンタスティック3色パン』を、1カメによるスペシャル版で披露!歌い終えると3人は声をそろえて、「緊張したー、でも楽しかったー!」と仲良さそうに目を合わせていた。
最後に齋藤は、「いろんな意味で本当に土日は大事です!みなさんがたくさん観てくれれば私たちはハッピーです!感想もお待ちしております。どうかお願いします!」とファンへの想いを伝え、梅澤も「映画『映像研には手を出すな!』本日より公開です!!みなさん映画館でお待ちしています!!視聴者のみなさま、本日は本当にありがとうございました!」とお礼し、幕を閉じた。
映画『映像研には手を出すな!』(監督:英勉/配給:東宝映像事業部)は、全国公開中!