俳優・青木玄徳(29)、山田裕貴(26)、女優・逢沢りな(26)、お笑いコンビ『ザブングル』加藤歩(42)が2日、東京・シネマート新宿で映画『闇金ドッグス7』(監督:元木隆史/配給:AMGエンターテインメント)初日舞台あいさつを元木監督とともに開いた。
テレビドラマや大型映画では描ききれない、実際に起きた事件にインスパイアーされた裏金ストーリーを描いた作品。元ヤクザの親分・安藤忠臣(山田)は闇金業者のラストファイナンスの社長として、常に冷徹に債務者を追い込む毎日だった。一方、安藤の相棒で部下として働いていた須藤司(青木)は仕事に嫌気がさし、足を洗ったが、キャバクラのボーイとして働いた先で、ナンバーワンホステスのエマ(逢沢)といい仲になっていくのだが、エマにはある秘密があり……。
逢沢は白のロングドレス、男性陣はスーツ姿で登場。山田は「闇金シリーズでヒロインがいるのは珍しいですよね。だいぶな振り幅ですよ内容はキュンキュンスゥイーティーで」と表現すると、青木は「6もスゥイーティーやったで。でも、ビターでもありましたよ」と、相変わらずの息の合った返しを見せ加藤は「イケメンのお笑いコンビみたい」とツッコんだ。
そんな砕けた話もありつつ青木は、「須藤って永遠ラブストーリーをしている感じなので逆に珍しいなと思っていますね。須藤くんがちゃんと恋をするというのはなかったので、いつものラブストーリーよりは深く深くやろうかなって。『5』からひきずっているものが『6』、『7』で回収されるというので」と、しみじみ。
山田も司がいなかったことに「普通に寂しかったですよ。(劇中で)忠臣として面接していて、しっくり来ないというか、寂しいなとか」という話ややはり最後に頼れるのは忠臣しかいないという方へ向き、青木が「恋の病ですか?」とニヤニヤしながら茶々を入れたが山田が「そうかもしれない」と、マジなトーンで返すと青木は「やめい!」と、タジタジ。
そこに山田は「“両方”行けますかね」とポツリと漏らして場内を沸かせたが、「忠臣ってなんでも行けちゃうキャラなので、おしとやかな僕が後ろに、なんでもいいよ感が前に出てしまって」と、前後に動く謎の動きがあり、青木が「何の動き?」と問いかけると、山田は「本能です!」と、さらに爆笑させていた。
そんな青木について、逢沢は「すごく紳士的で助けて頂きました。ドアを先に開けてくれたりとか。本当にこれは私、得したなって」と、振る舞いを褒め、青木は「ドア開けますよそんなん」と照れていたが、山田が「心のドアも開けますよね」との声に、青木は「何言ってんねんこいつ!」と、笑みがこぼれていた。
ほかにもイベントでは『闇金ドッグス6』の舞台あいさつでもやったヒロインに男性キャスト3人で一番いい感じの人を選んでもらうということを逢沢にしてもらうということとなり、逢沢は青木をチョイス。これに山田と加藤は『ザブングル』ネタの「悔しいです!」を2人で顔芸するレアなものとなっていた。
映画『闇金ドッグス7』は2日よりシネマート新宿ほか公開!