ダンスロックバンド『DISH//』で俳優・北村匠海、山本舞香、伊藤健太郎、加藤諒、浅香航大、栗原類、『TRF』DJ KOO、ブラザートムが6日、東京・渋谷の東急プラザ渋谷17階“SHIBU NIWA”で『渋谷の中心でとんかつ愛を叫ぶ presented by 「とんかつ DJ アゲ太郎」』に登場した。
北村主演の映画『とんかつ DJ アゲ太郎』(監督・脚本:二宮健/配給:ワーナー・ブラザース映画)の公開日が10月30日に迫っているということで、舞台となる渋谷で公開を記念するイベント。なお『とんかつ DJ アゲ太郎』はイーピャオ氏原案で小山ゆうじろう氏作画を担当し『少年ジャンプ+』(集英社)で連載しアニメ化もされた作品。老舗とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎(北村)。ある日、一目ぼれした苑子ちゃん(山本)の心を射止めるため“とんかつ”も“フロア”もアゲられる男「とんかつ DJ」を目指そうとするという爆笑連発ハプニングだらけの物語となっている。
キャベツに見立てたステージが立てられるなか、まずは、劇中にも本人役で登場するDJ KOOがアゲアゲDJパフォーマンスからスタート!会場も激アツに盛り上がったところでキャスト陣をDJ KOOが呼び込む。
北村はそんなアガリまくった感じに、「いまだかつてこんなイベントがあったでしょうか。困惑しております」と、半笑いだったが、自身の本日の衣装へは、「辛子色のスーツでキャベツにもとんかつにも合う色だと思います」と、作品にピッタリのコメントを寄せる。
北村にとって、本作は初めてのコメディ作品。その舞台裏へ、山本は「カメラが回る前に変顔をしているのを見ちゃって、顔の表情尾をほごぐしてから現場に入っているのを見ているので」と、役作りに努力する姿を証言。
そんな真面目な話をしたかと思えば、山本は北村へ「あのときぽっちゃりだったよね」と振ると、北村は「いまより8キロくらい太っていて、アゲ太郎はとんかつ屋の息子だからしょうがないよなと」と、“言い訳”をしていたのだとか。山本はその“わがままボディ”で渋谷の街を疾走する北村のシーンへ「足(の肉)がくっつきそうな感じが可愛くて(笑)」と、感想を伝えると、北村は「あれほぼ裸なんです。服はピチピチだし。恥ずかしかったですけど捨てきるしかないと。変顔しているときも1個ギアを入れないとと思って」と、テンションをよりあげていたとを明かしていた。
一方、ライバルDJ屋敷を演じる伊藤は、2016年のドラマ以来の北村との共演に喜んでいたといい、この場に一緒に立てていることへも「匠海と久々に共演できる日が来て嬉しいと思っています。プライベートで話す時間のほうが長かったので、こうして一緒に立てている時間が嬉しいというか」と、しみじみ。
そんな北村と伊藤なだけに作品終盤での共演シーンは2人にとっても胸アツだったそうで、「10代の共演以来だったので、本当に気持ちアガってたね」(北村)、「2人で『売れような、売れような』と言いながらバスに乗っていたので、嬉しさだったりとか、いろんな感情が交錯していたなって。あのシーンは嬉しくなっちゃって素に戻ってたよな」(伊藤)と2人でうなずきあっていた。
ほかにもDJ KOOは本作が映画デビューだそうで、「プロフィールに俳優って書いてもいいかなって(笑)」と、お茶目なコメントを寄せたり、作品にちなんで、リモートでつないだ観客も一緒となって総勢129人でとんかつを食す前代未聞のチャレンジが敢行され盛り上がった。
そして、北村から「音楽映画でもあるし笑える映画でもあるし、一人の男を取り巻くサクセスストーリーなのかなと思っています」と、メッセージを寄せていた。
映画『とんかつ DJ アゲ太郎』は30日より全国公開予定!