女優・松本穂香(23)、奈緒(25)が7日、東京・神田明神で映画『みをつくし料理帖』(監督:角川春樹/配給:東映)大ヒット祈願イベントを角川監督とともに開いた。
作家・髙田郁氏による時代小説でベストセラーとして知られる『みをつくし料理帖』を原作とした劇場版。江戸時代の大坂が舞台。大洪水で生き別れとなった主人公・澪と、澪の幼馴染(奈緒)が強い絆により引き寄せられていく姿が描かれる。舞台角川監督が生涯最後のメガホンをとったとの触れ込みでも知られる作品となっている。
劇中にも登場する白狐の仮面をかぶった“こん、こん隊”に先導され登場した3人。まずはご祈祷を済ませてきたといい松本は「ご祈祷を受けて公開が近づいているんだとひしひしと感じています。いい緊張感、空気感です」と、身も引き締まるような思いといえば、奈緒は「撮影から1年以上経ったことが信じられないですけど、公開まで10日を切って緊張感が増しています。たくさんの方に届くといいなと」と、願いを込めた。
角川監督へ、きょう登壇の2人について質問があがると「表現力・読解力はこの2人は頭抜けてます。ある種完成されている」と手放しで褒め、松本は「身に余る感じです。私としてはこれからもっと成長していきたいなと思っているのでありがたいです」と、にっこり。奈緒も「私もこのことをお守りにして2年後、3年後成長できているようにと思っています」と、前を向いた。
撮影中のエピソードへは角川監督は「窪塚ばかり食ってて。おつかれさまじゃなく、ごちそうさまと帰っていきました」と、驚いていたというエピソードから、劇中で出てきた料理で驚いたものに話題が移ると松本は、「お出汁が出てくるんですけど、茶碗蒸しですね」といえば、奈緒は「ところてんが衝撃でした。甘いところてんというのを初めて食べておいしさに感動しました」と、新鮮な驚きがあったようだった。
ほかにも、キャスト2人へは得意料理はないかと質問が飛び、松本は「煮物とか、和食系は作ります」と明かせば、奈緒は「私はたこ焼きを最近よく作ります」と、ハマっているものを。さらに、松本は、神社にちなんで験担ぎはするのかと問うと、「神社に来てもお願いとかせずに、『松本穂香です。頑張りますのでよろしくお願いします』と願ったりはします」と、あくまで自力本願のスタンスや、奈緒も「以前、オーディションの前とかはしていましたけど、いまはご褒美を積極的に与える験担ぎはしています」と、話していた。
映画『みをつくし料理帖』は16日より全国公開予定!