アイドルグループ『乃木坂46』の齋藤飛鳥(22)、山下美月(21)、梅澤美波(21)が10日、東京・TOHOシネマズ池袋で映画『映像研には手を出すな!』(監督:英勉/配給:東宝映像事業部)大ヒット御礼!舞台あいさつを開いた。
本作は、月刊青年漫画誌『月刊!スピリッツ』(小学館)にて連載中の漫画家・大童澄瞳氏による同名コミックが原作。“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の姿を、独特な世界観と共に描き出した作品で、今年1月から3月まではアニメ版が放送。そして、登壇の3人がメインキャストを務めた実写版TVドラマが4月から5月にかけ放映され、それぞれ話題となった。
3人はお客さんの前では初披露となる劇中衣装で登場。MCから作品にかけて、“最強だと思ったこと”を聞かれた齋藤は、「私たちのマネージャーさんも最強の人たちが集まっていまして、映像研のSNSなどでアップしているのですが、私達が会話の途中で突然泣き出して、その後 急に変なポースをして終わるっていうネタがあるんですけど、それを提供してくださったのもマネージャーさんなんです(笑)」というと、山下も「私たちの食の好みも熟知してくださっていて、今日の楽屋も生ハム、チーズ、ナッツと大好きな物が置いてあるんですよ」。梅澤も「マネージャーさんたちのおかげで私達のテンションも維持できていたし、映像研にはマネージャーさんは3人いるんですけど、背丈も丁度3人と一緒くらいなんですよ!」と、マネージャーさんが“最強”だったと口をそろえる。
梅澤が最強だと思ったのは「浅草みどりが最強だと思います!原作でもアニメでもそうなんですけど、彼女がいたから、水崎と金森が集まったわけだし、飛鳥さんのいろんな面を引き出してくれたじゃないですか、『乃木坂46』の歴史に残る貴重な映像だと思います!」と訴えると、齋藤も「浅草をやったからこそ、破れた殻がたくさんあったので、ありがたいです」と同意し、これにはファンたちからも大きな拍手が飛んだ。
さらに、山下は、作品にかけ最強と思ったことを「3人の絆ですかね!」と切り出し、「映像研がなかったら、この3人が集まることは中々なかったでしょうし、この期間を通してお互いのことを知れて、素晴らしい3人組になれたんじゃないかなと思っています!」というと、齋藤は、「山下は私のことをどうも同等の人間だと思っているんですよ、良いんですけど、何年先輩?って言い聞かせるようにしています」と、ツッコむ。
すると、すかさず山下が、「尊敬の意味もこめて、友達だよね?ってなれたら嬉しいじゃないですか」と切り返し、梅澤も、「絆はばっちりですよ、でも、私は尊敬を第一に接していますよ!」と、本音をぶつけあっていた。
続けて、SNSに届いた「笑いだけでなく、浅草と金森の想いがぶつかり合うシーンなどシリアスな場面もあり、引きこまれました。飛鳥ちゃんは、何を考えながら泣いているんでしょうか」との質問に齋藤は、「がんばって涙を出すぞと思って泣いているわけではなくて、自分に置き換えるよりは、浅草がどう思っているかを想像したり、現場の雰囲気を感じて泣いています」と、思い巡らした結果だったという。
さらに、SNSから「最後の浅草と水崎が手を繋ぐシーンで涙が止まらなかった」とのコメントに山下は、「私も思わず涙が出てしまったのですが、手を繋ぐシーンで手を見ずにつなごうとしたら、手が見つからなくて、飛鳥さんのおなからへんをずっと探しちゃいました」と、違う場所を触っていたとも。
そしてSNSから届いた「金森の“あんたがダメだと思うからダメになるんだ”というセリフに泣いてしまいました。ふっきれるきっかけをくれたすごく大切な映画です」とのコメントに梅澤は、「この映画の伝えたいことを受け取ってもらえていて、嬉しいです。私自身にも響くセリフで大事にしていたので、嬉しいです!」と、共感ポイントが同じことに笑みが浮かんでいた。
そして、山下と梅澤にはサプライズで齋藤から、2人へ気持を込めた感謝状の贈呈が!山下には、「山(山下)の面白いところをたくさん発見できたのが映像研の大きな収穫でした。身体もたくさんはりましたね。台本もボロボロでしたね。よく頑張りました。後輩で年下なのに一所懸命ついてきてくれて、ありがとう」。梅澤には、「いつも母親のような包容力とその大きな身体で、包んでくれてありがとう。真面目な人だと思っていたけど、それだけじゃないんだと気づきました。梅(梅澤)を見ていて学ぶことはたくさんあります。これからも私に美味しいものをたくさん食べさせてください」とそれぞれ感謝とちょっぴりの願望を述べると、山下は、「嬉しい!家宝にします!」、梅澤も「どうしましょう、こんなものもらってしまって
~!」と、大喜び。
それに対し、山下、梅澤の2人から齋藤へ逆サプライズで、“最強の赤身肉”とフライパンのプレゼントが!齋藤は、「わー、嬉しい!やったあ!2人で良かったです映像研!」と、満面の笑みで喜ぶと山下は、「久々に見ました飛鳥さんのこんなテンション」と、笑い合った。
最後に梅澤から、「この作品をみなさまの元に届けることができて、やっと完成したと思っております。金森の原作のセリフに“SNSは遊びじゃねーんだよ”というセリフがあるのですが、本当にその通りで、みなさんの感想を見てたくさん励まされましたし、苦労して撮影した期間が実ったなと感じています。まだまだ上映は続きますので、今後ともよろしくお願いします」と、呼びかけ山下は、「こうして、たくさんの方に見ていただけて本当に嬉しいかぎりです。私自身も映像研で、たくさんの方に出会えて、自分自身も変わったし、もっともっと頑張りたいという気持ちも強くなりました。いろいろな変化を与えてくれた映像研のことが本当に大好きです。皆さんもこれからも映像研を楽しんでください」と、メッセージ。
そして齋藤は、「私たち3人にとってもすごく大切な作品になったので、きっとみなさんの力で今後の映像研がどうなっていくかも決まっていくと思うので、この舞台あいさつができたから終わりというわけではなく、みなさんまた何回か劇場に足を運んでいただけたら嬉しいですし、個人的には、パッと見ても男性の方が多いので、女の子の友達を連れていってくれたら嬉しいなと思いますが、みなさんも最強の視聴者として広めてくださっているからこそ3人がここに来られたと思うので、とても感謝しています!あらためて、ありがとうございました!これからも映像研、なにか活動できれば私も嬉しいので、応援を引き続きお願いしたいです!」と話し、イベントは幕を閉じた。
映画『映像研には手を出すな!』は公開中!
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