『TVアニメーション「フルーツバスケット」2nd seasonスペシャルイベント~ファイトー!オー!なのです!~』スペシャルイベントが11日、生配信され、本田透役・石見舞菜香、草摩由希役・島﨑信長、草摩夾役・内田雄馬、草摩紫呉役・中村悠一、草摩楽羅役・釘宮理恵、草摩紅葉役・潘めぐみ、草摩潑春役・古川慎、草摩はとり役・興津和幸、草摩杞紗役・上田麗奈、草摩燈路役・大地葉、草摩利津役・河西健吾、草摩依鈴役・豊崎愛生、草摩紅野役・梅原裕一郎、魚谷ありさ役・種﨑敦美、花島咲役・佐藤聡美、真鍋翔役・江口拓也、倉伎真知役・加隈亜衣、歌手・土岐麻子が登場し、司会は青木佑磨が務めた。
『フルーツバスケット』は『花とゆめ』(白泉社)において、漫画家・高屋奈月氏が1998年から06年まで連載した人気少女漫画。全世界コミックスの累計発行部数は3000万部を突破し、01年にTVアニメ化され、09年には舞台化を展開。連載が終了し15年以上経った今でも根強い人気を誇っている。2015年9月からはWEB上でフルバの数十年後を描いた「フルーツバスケット another」の連載が開始し、コミックスの累計発行部数は60万部とファンに長く愛されるとともに、そして19年4月より新スタッフ&キャストにより全編アニメ化され、19年4月~9月に1st seasonが、20年4月~9月には初のアニメ化ストーリーとなる2nd seasonがテレビ東京ほかにて放送。21年には、最終章となるThe Finalの放送も決定している。
物語は、唯一の家族だった母親を亡くした女子高生の本田 透が主人公で、縁あってクラスメイトの草摩由希やその親戚の紫呉、夾たちと暮らすことに。しかし、“十二支の物の怪憑き”である草摩家には、代々異性に抱きつかれると、憑かれた物の怪に変身してしまうという秘密があり、それぞれの葛藤や悩みを丁寧に描いたストーリーや唯一無二の世界観のエンターテインメントとなっている。
総勢17人の豪華キャストが現れるなか、興津が、「雪が溶けると春になります。では台風が過ぎると……?フルーツバスケットのイベントが始まります!」と、勢いよくスタートを切る。
最初のコーナーは「思い出バスケット」ということで、前半と後半に分かれてキャストが物語や自身についてトーク。前半組は、石見、中村、古川、興津、豊崎、梅原、種﨑、佐藤。印象的なシーンということで、魚谷ばりに気合の入ったTシャツを着た種﨑は、紅野との出会いをセレクト。「うおちゃんがかわいくて……」とシーンを熱弁すると、紅野役の梅原は「種﨑さんにひっぱってもらった」と、感謝の気持ちを語る。
潑春と依鈴のシーンをセレクトしたのは古川。「なかなかキスシーンを演じることがなくて、いつものフルバメンバーの前でこのシーンを演じることに緊張した」と、心情を語ると、中村も「いいよ、このシーン」と絶賛。豊崎も「潑春がマイペースだけど器が広くて……ここでぐっと潑春のファンが増えたのでは!?」と、シーンを激推しする。その解答に「いやいや豊崎さんの演技に助けられて……」とお互いに褒め合うというフルバメンバーの仲の良さがうかがえる瞬間となりました。
続いてキャストに関する質問へ。「変身できるとしたら何の動物になりたい?」という問いに梅原は「金持ちの家で飼われている猫。ずっと寝ていたいんですよね……」と回答し、これには「私も!」とほかキャストからも賛同の声が。
「高校生時代の思い出は?」の問いに中村は、「声優になることを決めていたので、それを学校の先生に言ったらすごい止められてた」と語ると、「え、ド〇〇もんに出たら教えてね、と先生に僕は言われましたよ!」と古川は中村の反応とは逆だったのだとか。中村は周りのキャストからの賛同が得られず、「ええ~!?ほんとに?」と笑い溢れるひと時となりました。
後半組は島﨑、内田、釘宮、潘、上田、大地、河西、江口、加隈。島﨑がセレクトした思い出のシーンは真鍋に透への想いを語るシーン。「2nd seasonで由希はすごく成長していて、真鍋という存在が大きい」と島﨑。江口は「真鍋は壁がないから、由希も壁を作らなくてすんだんじゃないかな」と、互いに男の友情について語る。
さらに、「アフレコを通してイメージが変わった人は?」という問いに、釘宮は「おーい!舞菜香ちゃーん!楽屋にいるかなー!すきだよー!」と叫び、「この時代に舞菜香ちゃんがいてよかったって思うくらい、そのくらい透にマッチングしてて、毎回感動してました!」と、楽屋にいる本人に届くほどの声量と熱量で語った。
そして「変身できるとしたら何の動物になりたい?」という問いに加隈は「犬!おなかをなでられるだけで幸せになれるっていいなぁ」と可愛らしく回答。河西は「人間、それか鳥かな。どこにでも飛んでいけるから」とクールに答え盛り上がる。江口の高校時代のエピソードも語られ、「毎日往復20キロ自転車をこいでいて、体力だけ異様についちゃって、それが後々の人生に活きてる!人生体力勝負だな!」と、笑いを誘った。
イベント中盤は『バラエティコーナー・チーム対抗!視聴者なんでもバスケット』を開催。【高校生チーム】石見、島﨑、内田、潘、古川、種﨑、佐藤、江口、加隈、そして【年長年少チーム】中村、釘宮、興津、上田、大地、河西、豊崎、梅原に分かれ、ツイッター上で投稿された二択の質問のうち、視聴者からの投票が多い方を予想するというもの。「フルーツの王様といえば?」という問いでは、メロンと答えた年長・年少チームが見事勝利。しかし中村が「横で興津さんがずっとマンゴーマンゴーと言ってきて、混乱させてくるんですよ」と、実況する一幕も。
「自分が生徒会でやるとしたら?」の質問では、どちらのチームも回答は「書記」。理由は「責任を負いたくない!」との回答が多かったためとのこと。つづいてツイッターの回答が50%になる問いを考えるというコーナーに。 【年長年少チーム】は「ネコVSネズミ」、【高校生チーム】は「Tシャツを着るなら牛柄、虎柄どっち?」という質問に決定。見事高校生チームが勝利しました。
さらなるゲームコーナーは『なんて言ってる?アニマルバスケット!』。動物の写真についてキャストが何といっているか回答するコーナーだったが、なんでもありのテンションの高いコーナーに変貌。石見は「誰だ!こんなところに落とし穴をつくったのは!」と可愛く答えると「なんかこの方向性でいいんじゃない?」と、コーナーの方向転換を容認。
梅原の「耳、ここじゃないから聞こえない!」の完ぺきな回答には拍手が飛び交い、島﨑は「こな~ゆき~ねぇ!」と大声で歌う男気を見せ、潘は「キリンさんより、ゾウさんがお好きでしょ!?」と、それぞれの珍回答が連発。内田の回答のみナイスバスケットがもらえず、愛されるイジりを受けていた。
後半には、土岐によるTVアニメ2nd season第2クール オープニングテーマ『HOME』の生ライブへ。歌唱後に土岐は「歴史のある作品に関われて嬉しかったです。作詞をするときは、実際に東京だったらどの街なんだろう?とイメージしながら作りました。また豊崎さんがライブに来てくださったことがあって、嬉しかったです」と、お礼していた。
そしてイベントは終盤には、17人の豪華キャストで送る朗読劇へ。タイトルは『モゲ太ゲットなのですっ』。巷で人気を博していたアプリゲーム『モゲ太ンGO』にハマった紫呉から「レアモゲ太を捕まえてきてほしい」と頼まれた透、由希、夾が街に繰り出し、草摩家の人々や生徒会メンバーと遭遇するというお話に、ツイッターではファンからの「最高!」「嬉しい!」という喜びの声で溢れていました。
最後に石見から「本来はみなさんにお会いしたかったのですが。また世の中が落ち着いてきたら、ぜひまた一緒に遊びましょう!そして来年はついにThe Finalの放送が決定してますので、ぜひ観ていただきたいです!変わらない熱量で作り上げていますので、一話も逃さずその熱量を感じていただけたら嬉しいです!」と、締めくくり、2nd seasonの集大成であるイベントは幕を閉じた。
■TVアニメ「フルーツバスケット」公式サイト
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※記事内画像は(c)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会