グローバルボーイズグループ『JO1』の豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨が14日、オンラインイベント『1stアルバム「The STAR」ショーケースイベント』を開催した。
『JO1(ジェイオーワン)』は、オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』にて、“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者による国民投票で、101人の練習生から勝ち抜いた11人によるボーイズグループ。今月25日ファーストアルバム『The STAR』のリリースを前のイベントとなる。1stシングル『PROTOSTAR』、2ndシングル『STARGAZER』を経て、ついに輝く星(STAR)となり、本アルバムではそんな前作を含めたJO1の“成長”を体感できるアルバムとなっている。
開演時間となると、スタイリッシュさを備えた黒衣装姿のメンバーたちが円陣を組み気合を入れるという、配信ならではのスタートを切る。そのまま新曲『Safety Zone』をセクシーでクールなステージパフォーマンスで魅せた。
そんな格好いい姿を見せた直後にトークコーナーへと突入することとなったが、佐藤が音頭をとって10人が駆け足で登場し「ぜんたーい変顔!」と、号令をかけるという、速攻で可愛らしい雰囲気にチェンジ。
11人で自己紹介をすることとなった際には、メンバーたちはお茶目さ連発のリアクションで、河野のあいさつ中に隣にいた佐藤が映り込もうとしたり、佐藤は泣きそうな表情を浮かべるのみで順位発表を再現しようとしたが、誰にも伝わらないアクションなどさまざまに披露。これらに司会の山中タイキが「初々しかったのはどこにいったのでしょうか(笑)」と、思わずツッコむ一幕も。
1stアルバムの発売が間近となりリーダーの與那城は「これもJAM(『JO1』のファン)のみなさんのおかげです。ありがとうございます」と、礼をすると、メンバー全員も一緒に頭を垂れることに。このリアクションに豆原は、「やらないと(與那城に)殴られるんで(笑)」と、わざと物騒な言葉を選んで11人で笑いあった。
『Safety Zone』のコンセプトへ大平は、「今回のアルバム自体、(鶴房)汐恩からの僕とつながるのもみどころですけど、君を守れるのは僕だけ、僕の側にいれば大丈夫だよというものです」と、明かされることに。そこで最年少メンバーの豆原に側にいて守ってくれそうなメンバーは?という質問が寄せられ、10人が豆原に猛アピール!これに豆原は「やっぱり(與那城)奨くんかなって……やらないと殴られるんで(笑)」というと、與那城は「豆(原)はやっぱり可愛いいんですよ。可愛いけどしっかりしてるんですよ。たまんない!」と、ニコニコ。
続けて、白岩へ「こいつがデンジャラス?」なメンバーはとの質問が。白岩は「会ってバット折るみたいなのは金城なんです。こいつの近くにいると身の危険を感じるメンバー?金城ですね(笑)。戦闘能力が高そうなので守ってくれるけど巻き添えくらいそう」と、包み隠さず話し、当の金城は「瑠姫たん!」と、叫んだが、白岩は金城へオフマイク気味に「格好いい」と漏らすと、金城、ニコッとしてうなずいていた。
ほかにも、“ダンスリーダー”の川尻へ、成長したメンバーはとの質問が寄せられ、「(金城)碧海と(河野)純喜がメチャクチャ伸びてます」と明かし、金城と河野が後ろを向いてお礼を言ったりグータッチしたりと喜んでいたが、調子に乗りすぎたのか川尻が「撤回しようか」と、笑う。さらに、リードボーカルを務める河野へ、歌唱で成長したメンバーはとの問いかけもあり「全員」と言いつつ、個人としては「(鶴房)汐恩ですね。曲調にマッチした感じで、ボーカル面でも輝いていたと思います」と、褒めると鶴房は「本当に嬉しいっすよ。家のピンポン押しときます!(笑)」と、大喜びだった。
そして本日初披露2曲目『MONSTAR』では佐藤が「激しいパワフルなダンスなので、見せ方も難しいです」という解説とともにパフォーマンス。イベント後半は、大平を審査員に『ヤンチャ選手権』なるものも行われ、可愛いポーズをとりまくるメンバーのなかで、あえてとくに可愛さを出さなかった金城が優勝。この“賞品”として大平が出演する12月25日公開予定のアニメーション映画『映画 えんとつ町のプペル』(監督:廣田裕介/配給:東宝=吉本興業)のチケットをメンバー全員にプレゼントがされていた。
そしてこの日初披露の3曲目となる新曲『Shine A Light』の話題へ。豆原は「夢を諦めてない方々に希望を与えられるものだと思っています」と話すと、センターを務める川西は同曲で披露している“スターダンス”へ、「星をイメージしたようなキラキラしたような感じです」と、話しミドルテンポで明るい曲調の同曲を披露していた。
あっという間にラストに。1人ずつ思い思いのメッセージを寄せて終演……とはならず「22歳最後のライブです」と語っていた白岩が今月19日誕生日に23歳の誕生日を迎えるということで、メンバーたちがバースデーサプライズを敢行。佐藤が白岩のビジュアル入りケーキを運んでくることとなり、メンバー10人でハッピーバースデートゥーユーをハモリながら歌い上げる。
これに白岩は「本当に知らなかったので」と、喜びつつ「これからもなにか1人でも多くの人の支えだったりになれればいいなと思っているので頑張れたら」と、抱負を。さらに、去り際にはカメラに向かって、「僕本物の王子になったみたいです」と、ピースなどを披露して和気あいあいななかイベントは終演を迎えていた。
※記事内写真は(C)LAPONE ENTERTAINMENT