俳優・山﨑賢人、土屋太鳳がW主演し12月10日より全世界同時配信予定のNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』(監督:佐藤信介)のダブルアートビジュアルと第2弾の予告篇が18日、解禁となった。
本作は麻生羽呂(あそう・はろ)氏が『週刊少年サンデーS』『週刊少年サンデー』にて2010年から2016年まで連載したサバイバル・サスペンスコミック。人生に夢を見出せず曖昧に生きてきたアリス(山﨑)と、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”でともに信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く。
2人のほかにも、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、栁俊太郎、渡辺佑太朗、水崎綾女、吉田美月喜、阿部力、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗が集結するものとなっている。
ダブルアートは、異様な雰囲気を感じる無人と化した東京をバックに、過酷な世界で生き抜くアリスとウサギのシリアスな表情が印象的な仕上がりを見せるビジュアル。2人の見つめる先にある未来は……。
第2弾の予告編では、突如、世界が一変し、無人と化した東京が映し出される。アリス、チョータ、カルベの3人は、理由もわからぬまま、生きるか死ぬかの究極の“げぇむ”が繰り広げられる不気味な世界に放り込まれる。この世界で生き延びるための……それは”げぇむ”をクリアし生き残ること。その”げぇむ”はスマホに表示されたトランプのマーク毎に4つのジャンルが決められている。クラブはチーム戦、ダイヤは頭脳戦、スペードは体力戦、ハートは人の心を弄ぶ裏切りの心理戦。
“げぇむ”をクリアし“ビザ”を取得すれば、トランプの数字の日数だけ命をつなぐことができるというルールの元、アリスたちは命をかけて、“げぇむ”に参加することとなる。そうした中、理不尽な状況に戸惑いながらも、たった一人で“げぇむ”に挑み続けるクライマーのウサギと出会い、アリスは自分1人が生き残るだけではなく、他者と協力し、全員が“げぇむ”をクリアするために立ち向かうことを決意する。そして、アリス達はこの世界の謎を解く鍵となるかもしれない場所、“ビーチ”の存在を知ることに。その“ビーチ”にたどり着いたアリスたちが目にしたのは若者達が享楽的にはしゃぐこれまでとは全く異なる光景。あ然とする2人の前に、ボーシヤと名乗る男が現れる。
そして、アリス達に「すべてのトランプを集められれば帰れる」と告げる。アリスたちは疑いを持ちながらも“ビーチ”のメンバー達と行動をともにする。しかし、トランプを集めるという目的のために一体となって行動するこの“ビーチ”には、実は裏ではさまざまな思惑が渦巻いていた――。理不尽な世界で、最後まで「生きること」を諦めないアリスたちの命がけの戦いが描かれる。
※(c)麻生羽呂・小学館/ROBOT