内博貴 感染医で舞台「ドクター・ブルー」主演し人生初防護服体験で「神経を使うな」と実感!室龍太は看護師から大人気という役どころで登場なども

内博貴 感染医で舞台「ドクター・ブルー」主演し人生初防護服体験で「神経を使うな」と実感!室龍太は看護師から大人気という役どころで登場なども2

 俳優・内博貴(34)、松下優也(30)、関西ジャニーズJr.・室龍太(31)、吉倉あおい(26)、麻実れい(70)、黒田こらん(46)、高島礼子(56)が2日、都内ホテルで「舞台『ドクター・ブルー』~いのちの距離~」(作・演出:モトイキ シゲキ)製作発表会見をモトイキ氏とともに開き、司会は生島ヒロシが務めた。

 『ドクター・ブルー』といわれる緊急を要する病気と闘う医師ら。本作では、突如として猛威を振るい始めた未知の感染症に挑む感染医や若きドクター・ブルーら、さまざまな立場の医療従事者の日々の葛藤や奮闘ぶりを描いたヒューマンドラマ。医療監修には、KYK医学研究所・医学博士の北村義浩氏が入っている。

 医療従事キャスト陣は、マスクと白衣姿で登場。感染症のスペシャリストとして常に冷静な判断をする主人公の感染医・北里正秀役で主演する内。「僕はこれまでいろんな舞台で役を演じさせて頂いてますが、人の命を救うために戦う役どころは初めてです。自分にとってチャレンジになる役どころと感じています」と、いまの気持ちを。

 さらに内は、「僕も知らなかったんですけど、感染医として従事されている方が日本全国で2000人にも満たないということで、その方たちが、すごいなと感じていますし、僕はその役をやらせていただきます。いまはまだ無知の状況ですが、けいこで学びながら研究し、吸収しながらけいこに挑めたら。素晴らしいカンパニーのみなさんと一緒に作れたらと思っていますので、よろしくおねがいします」と、意気込んだ。

 続けて、外科医の水木一真役を演じる松下。「外科医でして、腕は確かという設定で、腕を買われて務めています。そこで感染症が流行りだして、担当ではないながらも葛藤しながら戦っていく姿を見てもらえれば」と、自身の役柄を説明しつつ、「医者という役どころは初めてですので、知識を入れて、けいこ場に臨めれば」と、コメントを寄せる。

 さらに、内科研修医の原賢一郎役を演じる室。「原はお笑い好きで看護師から大人気という役どころで、ちゃんとそのへんも演じられるようにしていきたいです。医療に対する知識も高めて、医療に向き合っていきたいと思います」と、前を向いた。

 記者からはマスクをしたまま質疑応答を行うという状況をどう感じているか質問があり「不思議な感覚ですが、(顔を)見られるのが嫌な方で(笑)」と、案外気に入っているそうで、「乾燥してカサカサで大変ですので」と、苦笑い。

 カンパニーへ内は、「まだ何も始まっていないので、みなさんとはじめましてという感じの状況です」と明かせば、約10年ぶりに内と共演するという高島は、「変わらなくて、むしろ若返ったんじゃと思います」と評して、内も「高島さんもお変わりないですよ」と、返して笑い合うことも。

 今回の会見のようにマスクをして演技をするのかへ「まだ、わからないですが、スチール撮影で防護服を着させて頂いたので、あるかもしれないです」という内。防護服へ内は興味が強かったようで、「先日初めて人生で防護服を着させて頂きました。本当に大変で。そういう人たちって本当にすごいなと感じます。こんなのを着ているんだと思いましたし、すごいなと感じましたね」と、しみじみ。

 その防護服のことを詳しく尋ねると「肌を見せちゃいけないというので入念に着て、神経を使うなと感じました」という内へ、防護服への着替えは「約3分くらいです。約3分といえど舞台の早着替えをするようになっていて難しいかもしれません」と、苦労する部分も出てきそうだと予想。

 すると、松下も防護服へ「意外と悪くない……悪くないんです(笑)。足までカバーしますが、もっとごついもので宇宙服みたいなものを想像していたので 思ったより薄手だなと感じています」とのことだった。

 ほかにも、感染症対策として気をつけていることはという質問が飛び、気をかなり払っているという内は「10代の頃に肺気胸をしているんです。だから、自分がなったときにどうなるんだろうと考えますし、それに対してダメージがあったらどうしようと。だから神経を尖らせている気持ちはあります」と、自身のパーソナルのことを絡めて話す。

 具体的に気をつけていることへ内は「スーパーに行くと、触ったものは買うようにしています。おばちゃんとかが、お刺身とかを触った後に戻したりしているのを見て、触ったもの買いましょうよといういう気持ちにはなります。人の触ったものをみると買わないようにしています。それくらい敏感になっています」と、熱を込めて語る一幕もあった。

 そして内から「医療の現場で大変な人たちがいるということを、実感として分かっていないような気がするんです。ですから、お医者さんもこんなに大変なんだよということを感じて頂ければと思いますね。そういうためにも僕たちが一生懸命頑張って演じさせて頂きますので、よろしくおねがいします」と、メッセージを寄せていた。

 舞台『ドクター・ブルー』~いのちの距離~横浜公演は2021年1月23日から同2月7日までKAAT 神奈川芸術劇場にて、名古屋公演は2021年2月13、14日に御園座にて、大阪公演は2021年2月26日から28日までNHK大阪ホールにて上演予定!

内博貴 感染医で舞台「ドクター・ブルー」主演し人生初防護服体験で「神経を使うな」と実感!室龍太は看護師から大人気という役どころで登場なども1

内博貴 感染医で舞台「ドクター・ブルー」主演し人生初防護服体験で「神経を使うな」と実感!室龍太は看護師から大人気という役どころで登場なども3