『新しい地図』稲垣吾郎(46)、女優・二階堂ふみ(26)がW主演し公開中の映画『ばるぼら』(監督:手塚眞/配給:イオンエンターテイメント)。
本作が今月18日より台湾でも公開されることが5日、発表となり、合わせて新場面写真も解禁された。
本作は漫画家・手塚治虫が1970年代に『ビッグコミック』(小学館)に連載した、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなどさまざまなタブーに挑戦した作品が原作。本作では、問題作を現代を舞台に移し実写映画化した。異常性欲に悩まされている売れっ子耽美派小説家・美倉洋介を稲垣が、自堕落な性格の女・ばるぼらを二階堂が演じている。
79劇場での公開ながら、観客動員は3万人を突破。初週の国内興行ランキング11位、実写作品としては4位の好発進。さらに、イタリアのファンタ・フェスティバル最優秀作品賞の受賞に続き、プエルトリコのカリビアンファンタスティク国際映画祭にて監督賞を受賞している。
台湾での公開へ手塚監督は、「『ばるぼら』に会いに劇場へ来てくださった多くの皆さん、ありがとうございます。何度も足をお運びいただいている方々には頭が下がります。観客のみなさんこそが映画のミューズとして、この作品に幸運と大きな価値をもたらしてくれています!ふたつの国際映画祭での受賞は、この11月に92歳の誕生日を迎えた父への素敵なプレゼントになりました。原作者としてもきっと心から喜んでいることでしょう。いよいよ台湾を皮切りに、海外での劇場上映が動き出しています。『ばるぼら』のパワーでコロナを吹き飛ばせるように祈りつつ、世界の女性に捧げるこの”究極の純愛ファンタジー”をさらに楽しんでいただけることを願っています」と、メッセージを寄せている。
映画『ばるぼら』はR15+で全国公開中!
※記事内画像は(C)2019『ばるぼら』製作委員会