『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』(監督:杉原輝昭/配給:東映)完成報告会が10日、東京・丸の内TOEIで開かれ高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、杉原監督、伊藤英明、福士誠治、山崎紘菜が登壇した。
人工知能(AI)搭載人型ロボ=ヒューマギアがさまざまな仕事に就いて人間をサポートする新時代が舞台。ヒューマギアが暴走をはじめたことから、仮面ライダーゼロワン=飛電或人の戦いを描き2019年9月から2020年8月末まで放送された。劇場版では謎の男エス/仮面ライダーエデンとの激闘が描かれ、TVシリーズの集大成のような仕上がりとなっている。
『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』の会見直後のイベントとなり、合同で写真撮影してからのものに。放送終了から約3ヶ月、飛電或人/仮面ライダーゼロワンを主演した高橋は、「視聴者のみなさんに大変おまたせしましたという気持ちが1番大きいです。本来なら夏に届けられていたものが、冬に公開させて頂いているので、おまたせして申し訳ないなと思っています。おまたせしたぶん、素晴らしい作品を作り上げられたと思います」と、しみじみ。
撮影現場では、山崎が高橋のしている変身ベルトに興味津々だったようで、「撮影の初日に文哉くんが変身ベルトをしているのを見て、めちゃめちゃテンションがあがって、貸して!貸して!!貸して!!!と、言って文哉くんを困らせてしまって(苦笑)。仮面ライダーは文化でもあるし、誰の心にも仮面ライダーがいて、本当に圧倒的なヒーローなんだなということを感じました」と、詰め寄るほどだったのだとか。
これに高橋は「はじめましてとあいさつしたときに、(山崎が)『変身したい!変身したい!!』と、僕のゼロワンベルトを見て言ってくださったので、僕は本当にすごいことをやらせて頂いていたんだなとあらためて実感しました」と、再確認する時間になったそうだ。
ちなみに、山崎は本作を観て、「正直、試写を観て泣きました。あーっ、言いたいんですけど、(ネタバレのため)なかなか言えない(苦笑)。私、ウルッと来るシーンが本当にいっぱいあって。もちろん台本を読んで参加しているので、まさかこんなに泣くとは思わなかったというくらいの、女性もグッと来るシーンがたくさんあるので、観てほしいなと思います」と、胸に迫るものがあることも明かしていた。
イベントでは、伊藤の変身シーンで盛り上がりつつ、高橋から「これがゼロワンの卒業制作といいますか、最後の集大成といいますか、僕らの1年の塊を、この素晴らしいキャストの方々、素晴らしいスタッフの方々で作り上げました。自信を持って絶対に楽しんで頂けると言えます。このゼロワンで、僕らは1度終わりを、最終回を迎えることになります。最後まで見守ってくれたら幸せに思います」と、メッセージを寄せていた。
『劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME』は、『劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』と2本立てで18日より公開予定!
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