YouTuberでタレント・HIKAKIN(31)が16日に配信されたLINE NEWS Presents『NEWS AWARDS 2020』受賞式内で『話題の人』タレント部門を受賞し登壇した。
新しい切り口や見せ方でLINEユーザーの心を動かした『記事』、LINEユーザーに支持された『メディア』を、LINE株式会社が運営するスマートフォンニュースサービス『LINE NEWS』が独自の基準で選出・表彰するのが『LINE NEWS AWARDS』となっている。『話題の人』部門はLINE NEWS における記事掲出数・前年との注目度の変化・PV数などをもとに、LINE NEWSが独自に選出した「アイドル・アーティスト」「アスリート」「タレント」「俳優」「文化人」の5部門29組のノミネートが発表されており、各部門1組の受賞者を発表するというもの。HIKAKINの受賞したタレント部門では、『3時のヒロイン』、お笑いコンビ『アンジャッシュ』児嶋一哉、フワちゃん、お笑いコンビ『ぺこぱ』がノミネートされていた。
HIKAKINの受賞理由として、「4月の緊急事態宣言発令後、小池都知事との対談動画を公開。新型コロナにかんするさまざまな疑問について若者代表の立場で質問するなど、わかりやすく情報発信した。またYahoo!基金と共同で行ったコロナ医療支援募金プロジェクトには3億円超が集まるなど、幅広い世代への影響力を活かした貢献活動が話題となった」ことから選出となった。
受賞を受け、HIKAKINは「信じられない面子の中で、嬉しいの一言に尽きる」と万感の思いを伝える。今年を表す漢字を『家』としたHIKAKINは「本当に家に居て、従来は外で撮影していたものも中止して、なるべく自宅で撮影できるようにした」「限られた空間で面白い動画を撮ろうとする、脳の使い方も昨年と変わった」と、新型コロナウイルス禍により自身のYouTubeチャンネルへも大きな影響があったそうだ。
YouTube業界に関するトークでは、自身の今後について「YouTubeをはじめて14年。続けることの大変さを実感しているし、どれだけ続けられるか?を一番考えている」と、模索中という。さらにTV出演するYouTuberが増えていることについては、「フワちゃんのパワーがすごい。真似できない」と、感心していた。
今後、新型コロナウイルスが終息した時には、「YouTuberを集めてビールかけのような、思いっきり動画を撮りたい」と希望し、視聴者とのトークタイムでは、毎日動画を視聴しているというファンとのコミュニケーションを楽しみ、2021年は「おいしいものを食べることが好きなため、ファンの方とそれを共感したい」と、期待も寄せた。
収録後のインタビューでは、「危機一髪!なニュースはついつい見てしまう」と話していたHIKAKIN。今年も数多く動画を投稿してきた中で、小池都知事との対談が最も印象的だといい、「タイムリーに世の中が変化する中で、その変化を受けながら10日ほどかけて、前日まで対談内容についてチームで議論した」と、裏話も披露していた。