アイドルグループ『V6』岡田准一主演で2021年2月5日に公開予定の映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(監督:江口カン/配給:松竹)のメイキング映像が18日、解禁となった。
本作は漫画家・南勝久氏原作で累計800万部の人気を誇るコミック『ザ・ファブル』が原作。どんな相手も6秒以内に仕留める伝説の殺し屋“ファブル”(岡田)が、ボス(佐藤浩市)からの指令で、「1年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコ(木村文乃)とともに一般人のフリをして暮らそうとするも、やはり起こってしまう大騒動を描いている。
公開された映像では、岡田演じるファブルが偽名の佐藤アキラとして相棒・ヨウコ(木村佳乃)とともに一般人のフリをし、「プロの一般人」を極めるべくデザイン会社・オクトパスにてアルバイトとして働く姿が。さらに、ロングヘアーからショートカットにイメージチェンジしたミサキ(山本美月)に対してリアクションするオクトパスの仲間たちの和やかなシーンも映し出されるものとなり、ミサキを見た社長の田高田(佐藤二朗)が「まっ!眩しいぃ!太陽かいな?!!」とリアクションしたり、「似合ってんな~!」とベタ褒めする社員の貝沼(好井まさお)も。
一方、世間とはズレた感覚を持つアキラは「ブラジルサンゴヘビと同じカラーリングや」と髪型に気づくどころか、ミサキが着ていた赤白黒のカラーのニット姿から独特な表現で言い表し、困惑するミサキを横目に「とても綺麗な毒蛇なんだが……」と、なぜかうっとりした表情を浮かべるアキラの様子に思わず呆れる田高田の姿が。
映像はこれだけではなく、「相変わらずアドリブだらけですごいなと思います(笑)」と撮影を振り返る山本の言葉通り、映像ではその後、どこまでがセリフでどこからアドリブなのかまるでわからない佐藤二朗の一人芝居が繰り広げられるが、ミサキのことを手にとったチラシと呼び間違え「チラシ~!」と呼ぶNGシーンには思わず山本も笑みを隠せない様子が。
このオクトパスのシーンを岡田は「オアシス」と呼び、このシーンまでに数々の過酷なアクションシーンを撮影してきた江口監督は「やっとオクトパスのシーンになった~!!」と、朝イチから喜びを口にしていたという。
また、前作の映画『ザ・ファブル』の配信が18日よりHuluとAmazon Prime Videoで配信となったことも明かされた。
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※記事内画像は(c)2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会