『おそ松さん~ニートの生きざま展~』が18日より東京・池袋サンシャインシティで開催中だ。
TVアニメ『おそ松さん』は2015年のTVアニメ第1期放送より、舞台『おそ松さん on STAGE』や『へそくりウォーズ』など数多くのアプリゲームの配信など多岐に渡る展開で多くのファンを魅了している。現在、TVアニメ第3期がテレビ東京ほかにて放送中だが、本展示会は、そんな『おそ松さん』の全てをぎゅっと詰め込んだ展示会となる。なお、2016年に開催された『おそ松EXPO』以来、約4年ぶりとなる。
エントランスでは、第2期第1クールエンティング映像で登場した、6つ子カーがお出迎え。その先にはルーレットの上に立った6つ子の等身大立像、6つ子それぞれに焦点を当てた『6つ子たちの生きざま』や、500点を超える原画、6つ子のさまざまな姿が壁一面に展示された『おきがえパラダイス』、さらに舞台やアプリの小物、イラスト展示などを順番に楽しんでいける。
『6つ子たちの生きざま』では、6つ子たちにそれぞれ焦点を当てた6つの柱が展示。おそ松は『なごみ探偵』、カラ松は『カラ松タクシー』など、各キャラクターの原画が飾られるものとなる。また、一松のコーナーにはエスパーニャンコ型のパネルが設置と、キャラクターならではの装飾が!
その先には、第1期・第2期のOPや話題のシーンに加え、“実松”や“じょし松”など、さまざまな“松”の原画が展示。1枚1枚のシーンに思いを寄せ、足を止めながらじっくりと原画を見つめる来場者の様子がそこかしこで見られるものとなった。
同じく時間をかけてじっくり堪能する様子が見られたコーナーは『おきがえパラダイス』。こちらでは、春に開催中止となった『おそ松さんミュージアム 6つ子のおきがえパラダイス』にて展示予定だったイラストの一部が公開されており、さまざまな衣装を着た6つ子が壁一面に並ぶ姿が。来場者の中には、「ここから離れられない」と思い出の1枚を探す姿も見られるものとなった。
床に描かれたマス目にそって歩みを進めると、6つの机が並んだ教室が現れる。黒板に書かれた「卒業おめでとう」の文字に、『えいがのおそ松さん』の感動シーンが蘇る仕様なものも。先に進むと現在放送中の第3期のコーナーへ。第1話に登場した新6つ子やアニメ化された声優陣の原画が展示された。
アプリの『おそ松さん』のコーナーでは、『おそ松さんのへそくりウォーズ ~ニートの攻防~』『おそ松さんのニートスゴロクぶらり旅』『にゅ~パズ松さん 新品卒業計画』『おそ松さん よくばり!ニートアイランド』のゲームに登場するイラストと設定画がずらりと展示されたほか、フォトスポットも登場。『へそくりウォーズ』のゲーム画面の中に入り込んだような1枚が撮影可能となっている。
また、舞台の展示コーナーでは、衣装展示のほか、ステージ上で使用された松野家が再現されたセットが登場。舞台の背景データを元に再現された松野家の居間は、まるで6つ子の世界に入り込んだような気持ちを体感できるものとなった。
そのほか、会場内に隠されたデカパンのパンツ型POPを探す『デカパンを探せ!』や、会場のところどころに設置された全13問のクイズに答える『ニートの生きざまクイズ』など、見て楽しむ展示だけではなく、考えながら楽しめる体験型企画が用意。
東京会場は27日まで開催予定で、12月24日と27日には、会場出口で着ぐるみがお客さまをお見送りする『6つ子ランダムグリーティング』を実施予定。2日間は常に6つ子の中から、2人が来場者をお見送りすることとなっている。
今後、2021年2月25日から同3月8日まで大阪会場での展示も予定されている。
©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会