“セクゾ”の愛称で親しまれる『Sexy Zone』の“ケンティー”こと中島健人（26）、俳優・斎藤工（39）が23日、都内で『開局30周年 新生WOWOW発表会』に登場した。
株式会社WOWOWが2021年1月13日からパソコン、スマートフォン、タブレットなどのWEB経由でダイレクトに加入・視聴できる『WOWOWオンデマンド』をスタートさせる。その紹介するWOWOW新CMキャラクターに初共演となる斎藤と中島が就任。新CMは『WOWOWオンデマンド』スタート日となる2021年1月13日に合わせて公開。WOWOWオンデマンドを視聴することをアピールする2人の息のあった姿を楽しむことができる。さらに、2021年1月16、17日に生放送＆配信する『開局30周年無料2Days 本気でエンタメ愛スペシャル ～ここから始まるWOWOWライフ～』のMCも2人が務めることとなった。
今回の2人の起用について司会から説明。斎藤は同局で来年10月に10周年を迎える映画情報番組『映画工房』のMCを担当しており、熱い映画愛は映画への造詣が深い視聴者から信頼を得ていることと、クリエイターとしも高い評価とともにそのドキュメンタリーや監督映画も放送されていること。一方、中島は今年の米アカデミー賞授賞式で現地からのリポートを務め、「ひたむきでどんなことでも笑顔で楽しむ」エンターテインメント精神あふれる姿で、視聴者を虜にしているということなどが挙げられた。
2人とも黒のシルエットで登場。斎藤は「約10年WOWOWさんとともに歩ませて頂いた時間と、来年30周年をWOWOWさんが迎えるという節目にこういったキャラクターを、光り輝いた眩しいケンティーこと中島健人さんとご一緒できることを心から嬉しく思っています」と、あいさつ。
続けて、中島は「この度、WOWOWの新CMキャラクターを務めさせて頂くことになりました。中島健人です。本日は驚きと喜びがたくさん詰まっている、“WOW（わう）”があふれる、そんな時間にできたらいいなと思っています」と、会見に意気込みつつ、「本当にいま踏ん張る時期でございますけど、色気の権化こと工さんと一緒にきょうはみなさんの免疫力をあげてまいりたいと思いますのでよろしくお願いします！」と、“Sexy”な返しで、まずは斎藤を笑顔にした。
今回の起用へ斎藤は「10年間ともに歩いて頂いたと思うんですけど、映画を作るということ以外でも、日本だけではなくアフリカや南米など、東南アジアで移動映画館やミニシアターだったりを導き見守っていてくださっていて、来年30周年を迎えて。『映画工房』という僕の下の名前を入れてくださっていて、僕の祖母が手でものを作る人間だったということだったので、付けて頂いた名前なので、工房らしくそこから何か生まれるということで、上質な映画のエンターテインメントを届けていけたらと思っています」と、あふれる胸の内を披露。
中島は起用へ「本当に、素敵なクリスマスプレゼントだなと思って。メリークリスマス（笑）」と、らしさ全開の切り出しをしつつ「今年の2月にアカデミー賞のレッドカーペットにWOWOWさんで渡らせてもらったんですけど、宝物のように大切で。現場の熱さや興奮を自分は夢中で伝えていたんです。その瞬間が、こういうWOWOWの新しい機会につながったということに感謝しています。なおかつ、WOWOWのこれまでというヒストリーをリスペクトしつつ、これからという部分にフォーカスを置いてWOWOWさんと一緒に映画をはじめ、いろんなエンターテインメントを通してワールドワイドウォッチングをしていきたいと思います」と、こちらも斎藤に負けず劣らず熱く語った。
続けて、初共演となった2人にお互いの印象を尋ねる。斎藤は「これまでの時間でも分かるように、本当にエンターテイメント性の奥にホスピタリティーがあるんですよね。その場、その空間、そこにいる人たち、目の前の人を楽しませる。そのニーズに応えるっていう、その心根みたいなものに、おじさんほだされます」と、称えると、中島は「セクシー兄さんです！」と、返す。すると斎藤は「そこだけ書かれるから。しっかりとオンデマンドがリニューアルされるところをね」と、“兄さん”としてたしなめ、中島も「そこをフォーカスして頂きたいですね」と、軌道修正する。
それでも、中島は斎藤を慕う気持ちは止まらず「工さんから発せられる色気というのは誰でもご存知だと思いますけど、話してみると、工さんの思慮深さ。言葉の奥深さ。これを聞いていると自然に没入してしまうというか。人間として男として思いました」と、熱視線を送り、「好きになっちゃいますよね。こういうこと言われると」と、斎藤を赤面させる結果になっていた。
CM撮影の話題へ。斎藤は「中島さんが1カットごとに本当にいろんな顔を見せてくれて。いろんあモードを持っているから、その素材を提供するというのは表現者として素晴らしいなと思いました。全力で1つ1つのシーンを作るというのは、共演者としてはメチャクチャ頼もしかったです」と、手放しで褒め、これには中島も「ありがとうございます」と、思わず笑顔に。
ただし、その斎藤の期待に応えるのは中島にとって「工さんの隣は緊張しますよ」としみじみ話しつつ、「いままでにないシチュエーションでしたし。ビジュアルも工さん仕様にした方がいいのかなって思って、前日にパーマをかけたりしたんです。でも、あまり似すぎちゃうとヤバいなと思って当日に髪を切ったんです」と、プロフェッショナルな一面を垣間見せた。
そんな中島と斎藤も同じ心持ちだったようで「健人さんと並ぶっていう前提に対して、ちょっと大人担当の雰囲気にしていった方がCMとしてもいいのかなと。より多くの世代の人たちが、このWOWOWのキャラクターを幅として観て頂くといいんじゃないかなと意識していたんです。（中島と）同じようにいないときに、相手の存在を思い合っていたとこの日判明して、またちょっとおじさん、キュンとしました」と、同じ思いを抱えて取り組んでいることを知り感激したそうで、中島も「痛み入ります」と、一礼していた。
ここで司会から「中島さんも以前のインタビューで（斎藤が）格好良すぎて鼻血が出そうになったくらいとおっしゃってましたね」と振ると、中島は「なんていうんですか……すいませんね、セクシーという言葉を使わせて頂きますね」と、先程のやりとりから、斎藤へ念の為確認をとり斎藤も「グループ名ですからね」と返す。許諾してもらい胸をなでおろしながら中島は「10年セクシーを背負ってきたんですけど、その10年のセクシーをぶつけても、工さんの前では小僧と化す……。本当にそれが……まだまだなんだなって。この工さんの存在感に、まだまだ勝てないんだなって。隣に立って思ったので、ずっと同じCM出たいです」と、“弟子入り”志願していた。
後編（中島健人 1月の生放送に向け「常にお肌をキレイな状態に保っていたい」と意気込み！セクシーなセリフを決めるも戦々恐々としたワケ？）へ
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