吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も4

 俳優・吉沢亮(26)、若葉竜也(31)、落合モトキ(30)、馬場ふみか(25)が25日、東京・池袋 HUMAX シネマズで映画『AWAKE』(監督:山田篤宏/配給:キノフィルムズ)公開初日舞台あいさつを山田監督とともに開いた。

 河瀨直美監督を審査員長を務め、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中からグランプリに選ばれた作品が映画化。2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田監督が書き下ろした完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公・英一が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語となる。吉沢主演で若葉、落合、馬場とともに、寛一郎、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことが共演している。

 上映後、赤いシャツに黒のセットアップでクリスマスカラーの衣装で登場した吉沢。「クリスマスの大事な日にこの映画を選んでくれてありがとうございます。いろいろお話できればいいなと思っています」と、観てくれた方々にお礼。

 役作りへ、吉沢は「将棋を指しているときの指し手や姿勢とか、将棋に対するこだわりというのは演じつつ、体重を増やしてみたりして、こいつは将棋以外ないんだということを出したくて」と、懸けている姿を出したかったそう。

 作品の好きなところを問われ、「なんだろう……」と、戸惑う吉沢だったが、これは「いっぱいあるからこそのなんだろうです」と、急いで釈明しつつ、「将棋映画ですけど、この作品に携わらせて頂くまで将棋のことは分からなかったんですが、台本を読んで、すごく普遍的なものを熱く描いているのでシンプルに泣けたし、多くの人に観て頂きたいなと思いましたね」と、胸に迫るものがあったそうだ。

 一方、落合は以前から吉沢のファンだったそうだが、そのことを振られ、落合は「本人を目の間にして」と、はにかんでいたが、「本当に顔が綺麗だと(笑)」と言いつつ、「地方んでホテルが一緒だったんですけど、一緒にご飯食べに行こうとなって、食べた後に、午後10時過ぎにホテルに戻ったら吸い込まれるようにインスタントラーメンのコーナーに行って若いなぁと思って」と、エピソードを暴露。しかしこれは吉沢によると「役作りです。次の日の体調半端じゃなかったですよ」と英一を太ったように見せるための努力だったことを明かしていた。

 さらに、山田監督からは、今回のキャスティングへ、「自分の反省点ですけど,役者さんを褒めてもらうのがこんなに嬉しいことなんだなと思っています。みなさん真面目ですしね。それぞれのアプローチで。本当に上手なみなさんです。下手やなやつは選んでないので」とコメント。この瞬間、吉沢の口元が緩み、山田監督が「最後ところ素晴らしかったですね」と、吉沢のラストシーンを褒めると、吉沢は手応えからか、マイクを静かに強く握りしめるリアクションを見せる。

 山田監督の吉沢への思いは続き、「(吉沢から)『なんでこんなにプレッシャーを掛けてくるんだろうと思った』と言っていたのですが、あんな表情すると思ってなかったんです。英一が執着を終着を捨てる話なんだなというのが分かって」と、吉沢が自身の思っていたものを超えてきたと驚いたという。

 これに吉沢は、「いやープレッシャー懸けられたなと思って(笑)。顔合わせかなんかで、監督から『最後の表情は僕もわからないので、吉沢くんに任せるよ』と言われて、その日だけじゃなくて会うたび言われるので何なんだこの人は!と思って(苦笑)。でも、台本にあった通りにやって、監督も割と喜んでくれてよかったなと思いました」と、演技プランがピタリとハマったことに手応えを感じていたようだった。

 ほかにもトークでは、2021年になにかチャレンジしたいことはという質問が。すると山田監督がこの座組でコメディーがやりたいと言い出し、吉沢は「お願いします!」と、頭を下げることも。ちなみに、同質問最後の回答になった吉沢としては、「チャレンジというか僕がどうこうできる話ではないですけど、来年は仕事の無いクリスマスを過ごしたいですね。仕事のあるクリスマスもいいですけど、仕事のないクリスマスも」と話たものの、これは客席の反応が鈍かったため、司会がそれとなく代案を求めたが、「最後って緊張するじゃないですか」と、うまく思い浮かばなそうな様子を見せていた。

 最後に吉沢から、「本当にこの映画は個人的にいままで出させて頂いたなかでも、すごい好きな作品で、将棋の中でも勝ち負けがはっきりするし、そういうものが全てだと思われがちなものだなと思いますが、それまでの積み重ねや挫折だったり、そこまでのプロセスが大事なんだって思いました。挫折した自分を褒めてあげたくなるような映画なのかな思ったりします」と、気持ちを語りつつ、最後の最後に「面白いと思った方はSNSなどで拡散して頂いて、この映画を一緒に盛り上げてくたらと思っております」と“おります”の部分の声のトーンをかるーい感じであげて、場内のファンを楽しませていた。

 映画『AWAKE』は新宿武蔵野館ほか全国ロードショー中!

 ※関連記事
 ・吉沢亮 自分を将棋でたとえると「まぁ、王様かな!」と言いつつ照れ笑い!主演作「AWAKE」公開日にインタ映像解禁
 ・吉沢亮 主演映画「AWAKE」キャラクターの特別映像公開!動きが少ない芝居の中で複雑な感情の変化を表現しその演技力の底知れなさ
 ・吉沢亮 二面性“疑惑”問い詰められ「どっちも本当なんですよ!」に若葉竜也&落合モトキから「ずるいよ」!壁を乗り越える方法は「メチャクチャネガティブになる」【ロングめレポ】
 ・吉沢亮 主演映画「AWAKE」“将棋の日”で将棋小ネタとともに場面写真解禁!ひたむき姿や若葉竜也スポーツ紙に掲載姿なども
 ・吉沢亮 12月公開予定の映画「AWAKE」主演発表!「個人的に今まで出演した作品の中で1番好き」と惚れ込む姿も
 ・吉沢亮 猫背で地味な見た目に「どん底から目覚めた僕が見つけた、最高の悦び」!主演映画「AWAKE」12月25日より公開でポスタービジュアル公開や歌広場淳など著名人もコメント
 ・吉沢亮 怒りと焦りによって大きく取り乱す姿や絶妙な表情も!主演映画「AWAKE」予告編解禁

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も1

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も2

山田監督のコメントに口元が緩む吉沢

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も3

靴下がクリスマスカラーとアピールする吉沢

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も5

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も9

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も7

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も8

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も10

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も11

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も12

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も13

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も14

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も15

吉沢亮 山田篤宏監督からの「下手やなやつは選んでない」に口元緩ませ手応えのほほ笑み!主演作へ声のトーンをかるーい感じな「おります」でアピールのお茶目な瞬間も16