アイドルグループ『乃木坂46』齋藤飛鳥(22)、タレント・笑福亭鶴瓶(69)が2021年1月8日から開催される『愛の不時着』展の音声がナビゲーターを務めることが28日、発表となった。
『愛の不時着』は、動画配信サービス「Netflix」で2020年2月から配信開始。パラグライダーで、国境を越えてしまい北朝鮮に不時着した韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の恋を描いた物語で、『現代用語の基礎知識』選2020ユーキャン新語・流行語大賞にTOP10入りするなど、韓国のみならず、日本でも“愛の不時着ロス”が起こるほど話題となった作品だ。
東京開催では、2人の出会いでもある、木に絡まったパラグライダーを完全再現。そこから展示とともに物語はスタートし、未公開カット約250点を含む450点超えの写真や映像、実際に使われた衣装や小道具などを展示するほか、リ・ジョンヒョクの家のリビングや国境など「愛の不時着」の世界そのものをお楽しみいただけるセットやフォトスポットを展開。また、『愛の不時着』展オリジナルグッズとして、アクリルスタンドやノート、切手セット、マスクケースなど各種グッズの販売や、自分の名前や出演者の名前を入れることができる『ネームステッカーマシーン』と『クレーンゲーム』などで楽しめるものとなる。
今回音声ガイドに起用された2人は『愛の不時着』の大ファンと公言している。鶴瓶の親しみのある声と齋藤の透き通った優しい声でドラマの見どころや名シーンをナビゲートしていく。
今回の起用に、齋藤は、「今回、『愛の不時着』展の音声ナビゲーターのお話をいただいた時は、正直びっくりしました。私の周りのメンバーやスタッフさんの中には『愛の不時着』ファンを公言する人が多かったのですが、私はどちらかというと、ひっそりしっかりハマっているタイプだったので、そんな私を見つけてくださり、お声がけいただけたことにとても嬉しく感じています」と、感激したという。
さらに「私は普段、ドラマを観る時にどうしても撮影の裏側を意識しながら見てしまう癖があり、なかなか作品にのめり込むことがないタイプなのですが、『愛の不時着』は自分でも驚くくらい魅了され、最後まで楽しく観ることができたドラマです。そして、今回の音声ナビゲートの収録の際にあらためて作品にまつわる写真を見て、もう1回『愛の不時着』を観たくなりました。『愛の不時着』展も、この作品と同じように何度訪れてもさまざまな発見があり、いろいろな考察が自分の中でできると思うので、ぜひみなさんならではの楽しみ方を見つけていただけたらいいなと思います」と、メッセージを寄せている。
『愛の不時着展』は2021年1月8日から東京、大阪、福岡、名古屋で順次開催予定!なお、28日正午からは一般チケットの販売もスタートしている。
■笑福亭鶴瓶コメント
「今回努めさせていただいた 『愛の不時着』展のナビゲーターのお話をいただいた時は、全世界で愛されている韓国ドラマということもあり、たくさんのファンがいる作品なので、正直大役すぎて荷が重かったです。本当はお断りしようと思っていたのですが、今こうしてナビゲートの収録が終わった時にやって良かったなと思いました。『愛の不時着』は3回観たのですが、視聴中に感じた想いを、音声ガイドという形で残せたのは、本当に幸せなことだと思っております。そして、このような機会をいただけたのも、かねてより“『愛の不時着』ファン“を公言していたことがきっかけで、リ・ジョンヒョク役を演じたヒョンビンさんから直筆の手紙をいただいたり、ユン・セリ役を務めたソン・イェジンさんのオンラインファンミーティングに電話出演させてもらったことなど“すべての縁”のおかげです。『出会いは必然、出会いは感動』。みなさんもこの『愛の不時着』展で何か新しい出会いを見つけてみてください」
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