ギタリスト・MIYAVIが28日、Twitch上の Amazon Music Japanチャンネルでライブ『MIYAVI Virtual Level 5.0: Synthesis シンセシス』を無料配信した。
本ライブはサステイナビリティにかんする問題をコンセプトとし、最新アルバム『Holy Nights』と、『NO SLEEP TILL TOKYO』の楽曲を中心に演奏するライブとなる。
オープニングMCでは、「みんなのチャットが見えてます!みんながどこから観ているか教えてください!」というMIYAVI からのコメントに、日本各地はもちろん、アメリカ、イギリス、メキシコ、タイ、ブラジルなど世界各国からのたくさんのコメントが寄せられる姿が。
続いて、「地球とどうやって共存していくか、地球上でどうすればサステイナブルな未来が作れるかをテーマにしています」というMIYAVIからの今回のライブの趣旨が説明。「今年はクレイジーな年でしたよね。コロナをきっかけにこの地球をどうやって持続可能な社会にしていくのかを気付かされることになりました」というコメントに加え、地球で起きているさまざまな問題について言及。「気候変動、難民問題、人種差別、飢餓貧困……これから先、どうやって共存していくのか。また、幸せの価値、成功の価値は何のか。みなさんの意見と声を聴きたいと思っています」と、呼びかけた。
続いてのMCでは、人と会える機会が減っている中、ファンの方々と繋がる機会を求めてさまざまな方法を模索してきたことを伝えながら、「ここから先は確実にリアルとバーチャルが融合していくと思います」と、これからのライブの在り方について語る。そこで「一緒にみなさんとバーチャルで旅ができればと思います」と、方向性を語った。
MIYAVIの脳波をビジュアル化した映像の中で『Holy Nights』を披露し、その後MIYAVIは、「僕の子供たちの世代にずっとマスクとか付けてほしくないし、水を買わないといけない、もしかしたら空気も買わないといけない。そういう未来には絶対したくないと思っています」と、思いを伝える。
さらに、「僕たちが気候変動の影響を直に感じた世代であり、未来を変えられる最後の世代と言われています。未来のために私たちに何ができるかを、みなさんと語りたいと思います」と、ファンからのたくさんのコメントを読み上げるシーンも見られた。
最後は『Under The Same Sky』を熱唱。MIYAVIが思い描いている明るい未来のイメージを披露してみせた。
■『MIYAVI Virtual Level 5.0: Synthesis シンセシス』セットリスト
M1:Holy Nights (INTRO)
M2:Need For Speed
M3:Tears On Fire
M4:Other Side
M5:Fragile
M6:Holy Nights
M7:Bang!
M8:Under The Same Sky