福圓美里が“困る”質問や熱い想いに三石琴乃「泣いちゃうじゃないか(笑)」と感激!「美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》」公開記念トークショー開催

福圓美里が“困る”質問や熱い想いに三石琴乃「泣いちゃうじゃないか(笑)」と感激!「美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》」公開記念トークショー開催3

 劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》』(監督:今千秋/配給:東映)公開記念トークショーが9日、オンラインで開催されスーパーセーラームーン/月野うさ役の三石琴乃、スーパーセーラーちびムーン/ちびうさ役の福圓美里がトークを繰り広げた。

 1991年から1997年にわたり少女漫画雑誌『なかよし』(講談社)で漫画家・武内直子氏が連載した『美少女戦士セーラームーン』。可愛らしくポップなビジュアル、そして運命に導かれた女の子たちが華麗に変身し戦う愛と正義の物語として、社会現象が巻き起こるまでに反響を呼んだ。92年からはTVアニメシリーズの放送も始まり、97年に放送が終了した後も、40か国以上の国で放送されるなど、いまなお愛されるコンテンツとなっている。今回、25年を経て前後編で公開されることとなった。

 ついに公開されたということで、三石は「みなさんのおかげです」と、ホッと胸をなでおろせば福圓も新宿などで巨大広告なども出ているという話などを聞いたとしつつ「ようやっと生まれた」と、笑みを見せ、三石も真似して「生まれました(笑)」と、続けて和気あいあいだった。

 本作のポイントとして、三石は「《前編》は、(劇中に登場するユニコーンの)エリオスとちびうさちゃんの初恋が描かれていて、もう可愛くて可愛くて、あんな子供だったちびうさちゃんがって(笑)。うさぎがまもちゃん(タキシード仮面/地場衛)の家にお見舞いに行くというときに、ちびうさちゃんがまもちゃんを卒業してしまって、エリオス一筋になっているという部分が可愛くて」と、親のような温かい目線を向ければ、福圓も「(ちびうさが)乙女というような顔をするんです。ポ~みたいな感じで」と話したり、表情を再現しながら話していた。

 ほかにも、お気に入りポイントはないかとの質問に、「ちびうさとエリオスの空を飛ぶシーンとかセーラー4戦士が心の葛藤を乗り越えて、私の進む道はこれよとなったシーンは、アップで額にとっておきたいというか。4戦士の乗り越えたときに勇気をもらえるシーンだと思います」と挙げたり、福圓は「この質問よく頂くんですけど、困るんです!」と言い出し、この真意としては「全部名場面しかないんです!異常なレベルで名シーンばかりで(笑)」と、決めきれないほどだそうだ。

 続けてアフレコの話題へ。三石は「アフレコのときに戦士のみなさんとお会いできたので」と、キャスト陣と会えたことが良かったそう。福圓は「《前編》はみんなで録れたので、みんなで感想を言いながら、『まもちゃんこうだよね』と言いながらで。みんなで感想を言いながらやれたのは良かったと思います」と、盛り上がる様子が浮かんでくるようなコメントもしていた。

 公開までに取材受けて印象に残っていることはと問うと、三石は「映画公開での宣伝がこんなに大変なんだ、宣伝チームこんなに頑張ってくれていたんだと聞いてビックリしたんです。1995年のときは、『みんな観てね~』でよかったんですが、(今回は)私自身の感想を語ったりすることもあって。興奮しながらインタビューしてくださる方も多くて」と、回想。

 そんな三石を隣で見ていたという福圓は、「琴乃さんはウソがないんです。普段もきょうみたいな感じで、取材だから、カメラ前だからと取り繕った言葉じゃなくて、インタビューされた記事を読むとありのままの琴乃さんの言葉が載っていて胸を打ちます。それに、90年代と今の座組、両方それぞれを愛してくださっていて、それって難しいことで、座長が前の座組と橋渡ししながら、いまの座組を受け入れてくれたとこで私達もお芝居もしやすいし、息もしやすいんだなって感じました」と、感謝すると、当の三石は「やめてくれよ~。泣いちゃうじゃないか(笑)」と、感激していた。

 後半は事前にしたアンケートの結果を、三石と福圓が予想するコーナーで盛り上がりつつ、さらに今監督、原作者の武内直子氏の担当編集で講談社の小佐野文雄氏(愛称:おさBU)も加わり話をしていくことに。今監督は一昨年には《前編》ができあがっていたということもあり「やっと陽の目が見れたんだと思って」と、万感な姿や、小佐野氏は三石からせっつかれていたということを「『ずっと待ってるわ』と言われて、感無量でした」と、マイルドな言い換えをしたり、先の展開をちょっぴりネタバレも交えて、一同にツッコミを受ける生配信らしいハプニングも発生していた。

 さらに、小佐野氏へは原作の武内氏の反応はどうだったのかと質問が。これに、「アフレコに1回来てくださったんですけど、アフレコの映像を観て、『キラキラしている』『観てもらいたい』と。それから絵の輝きとかキラキラ感を今監督と打ち合わせされてましたね」と、リアクションを話していた。

 終盤には、Twitterを通じて寄せられた質問に答えていくこととなり、そのなかで、熱くなったシーンはという質問に、「うさぎちゃんでしゃべっているときはだいたいいつも熱いんです(笑)。熱の種類はいろいろ違います。戦うシーンは正義という熱を燃やしていて、乙女という部分では、ゴーカートにまもちゃんとちびうさが2人で乗って、うさぎは1人で乗るシーンとかは乙女の熱を燃やしているいう感じで。おバカな部分と戦士というギャップがいいなと思って」と、話したり、福圓はモノローグで「うさぎのことが羨ましいというシーン」などを挙げていた。

 《後編》の映像も公開され、期待を寄せるなか、三石は「後編はすごいことになってます。少人数で取り組んだんです。絡んでいる人たちと一緒にお芝居できたので良かったなと思います。その場その場でできる最善を、スタッフの方がしてくれていて」と、振り返ったり、「映画の中のセーラー戦士たち、キャラクターは、目を輝かせて前を向いて元気に活躍しています。お時間と環境が許せば観に来てほしいなと思います。映画館で待っています」と、メッセージを寄せていた。

 劇場版『美少女戦士セーラームーン Eternal《前編》』は全国公開中で《後編》は2月11日より公開予定!

 ※記事内写真は(c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」製作委員会

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