ジャニーズJr.で『7 MEN 侍』の菅田琳寧(22)が3月5日より上演される手塚治虫原作 舞台『陽だまりの樹』(脚本・演出:樫田正剛)で舞台初主演を果たすことが12日、発表となった。
これまでアニメやドラマ、舞台としてさまざまなかたちで展開されてきた漫画家・手塚治虫の作品。菅田は、手塚良庵役でジャニーズ公演以外の舞台出演、そして初の舞台主演を務めることとなる。
この起用に、菅田は、「今回初めて主演舞台に立たせていただくのでとても緊張しています」と、率直な心情を吐露しつつ、『陽だまりの樹』のお話をいただいた時はとても不安でしたが、主演を経験しているメンバーにすぐ相談しに行きアドバイスをもらいました」と、さっそく行動に移したという。
それだけに、「手塚治虫先生の作品を汚さないよう、また『陽だまりの樹』ファンの方に『菅田琳寧の演じる手塚良庵は最高だ!』って思ってもらえるよう全力を尽くします」と、意気込んでいる。
ほか、伊武谷万二郎役に早乙女友貴(24)、オリジナルキャラクターである見習い医師の三郎役にジャニーズJr.の阿達慶(15)、勝海舟役にダンカン(62)がキャスティング。追加キャストは後日発表となる。
舞台『陽だまりの樹』東京公演は3月5日から14日まで東京・ヒューリックホール東京にて、大阪公演は3月27、28日に大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティにて上演予定!なお、公演チケットは、2月20日午前10時より一般販売を開始。公演の最新情報は、公式HP(https://hidamari-stage.jp/)にて!
■作品紹介
陽だまりの樹 そして、明日へ―
ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として情熱に富み、優れた技術を持つ手塚良庵と剣の才能に恵まれ正義感が強く直情型の下級武士・伊武谷万二郎の二人。幕末というドラマチックな時代を背景に、時には恋敵となり、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道をえがく。
■『陽だまりの樹』背景
1981年~1986年、ビッグコミック(小学館)に連載されていた手塚治虫氏の作品。登場する青年医師・手塚良庵は、実在した手塚治虫の先祖をモデルにしており、連載当時は、手塚治虫のルーツを描いた作品として話題に。2000年には日本テレビほかでアニメ放送。文化庁メテ゛ィア芸術祭アニメーション部門 優秀賞を受賞。2012年にはNHK BSプレミアムでドラマ化。1992年、1995年、1998年、2002年、2012年、2020年に舞台化もされている。