X JAPANのToshI(51)が13日、東京・有楽町のニッポン放送で『オールナイトニッポンPremium』パーソナリティ発表会見に、鴻上尚史(59)、miwa(27)とともに出席。’90年代前半に担当して以来、約25年ぶりに同番組のパーソナリティを務めるToshIは「もともとロックシンガーになるよりもラジオDJになるのが夢だったので、デビューしてから担当して、いま、またやらせていただけて、ワクワク幸せな気持ち。ラジオ的には古い人間なので、”電リク”とか昭和のニオイが感じられるような企画をやっていきたい」と意気込んだ。
同局のラジオ番組『オールナイトニッポン』の50周年プロジェクトとして10月からスタートする『オールナイトニッポンPremium』の来年1月〜3月期のパーソナリティをToshI、鴻上、miwaらが担当する。
子どもの頃の夢がラジオDJだったというToshIは「当時、中島みゆきさんとかビートたけしさんの番組を聴いていた。ラジオになるとみなさん豹変するというか、中島さんなんかが別人格になるのにやられてしまっていた」としみじみ。今回の25年ぶりのパーソナリティ復帰で気になるのが、かつて担当していた時代に引き起こしたリアルな”炎上事件”だが、「当時、僕ら(X JAPAN)のステージで火を噴くパフォーマンスをやっていて、あるとき、YOSHIKIとHIDEが泥酔状態で番組に乱入してきて…。僕は来てほしくなかったけど、泥酔すると恐いので…。(ふたりは)スタジオで暴れるだけ暴れて、火まで噴いてくれた。僕はふたりとも噴いたと思っているが、YOSHIKIいはく、YOSHIKIが噴いたらしい…。ともかく2人とも酩酊状態だった」と苦笑い。「いまはYOSHIKIとも結構、仲がいいので、ゲストとしても来てくれると思う。お酒もあまり飲まなくなったらしいので、19時台なら大丈夫だと思う」と茶目っ気たっぷりだった。
また、2010年3月にメジャーデビューした1カ月後の4月から同番組のパーソナリティに抜擢されたmiwaは「それまでライブでのMCが苦手だったが、ラジオのおかげでしゃべるのが楽しくなった。当時は大学に通いながらラジオをやっていて、深夜3時までナマ放送して9時からテストを受けたり大変だったが、深夜にテスト勉強をしている友だちが聴いてくれるとうれしいなと思いながらやっていた」としみじみ。「番組でリスナーと”前髪パッツンズ”というバンドを結成して、このイマジンスタジオで演奏できたし、ナマ放送中にカバー演奏をしていたのがきっかけで、YUIさんご本人と『Good-byedays』を一緒に歌えたり、ラジオがきっかけでつながれることが多くてうれしかった」と想い出を振り返った。
来年早々から再びパーソナリティ復帰するが、「オードリーの若林さんを迎えて番組で歌ったのがきっかけで、今年の(自分の)ツアーに若林さんがラッパーとしてサプライズゲストとして参加してくれたり、”オールニッポン”つながりが多いし、ToshIさんにも『なにか一緒にできたら』と言われたので、ぜひコラボしたい」と目を輝かせていた。