男性歌謡コーラスグループ『純烈』の酒井一圭(45)、白川裕二郎(44)、小田井涼平(49)、後上翔太(34)が1日、東京・台場の大江戸温泉物語で今秋公開予定の主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』(監督:佛田洋/配給:東映ビデオ)発表会見を佛田監督とともに開催し、司会は寺迫麿が務めた。
スーパー銭湯のアイドルの異名を取る『純烈』が銀幕デビュー!銭湯や、ライブ会場とも一味違う、『純烈』の新たな一面を届ける。酒井、白河、小田井はもともとスーパー戦隊出身として知られるが、キーマンはヒーロー初チャレンジとなる後上ということも特徴となる作品だ。
酒井は本作制作の経緯へ、自身が出演していた『百獣戦隊ガオレンジャー』の放送終了後に、「いつか“故郷”の東映に帰れるような俳優さんになれたらいいなと思って」というところから始まり、佛田監督も、「立派になって戻ってくれたので感無量です」と、しみじみ。
続けて酒井は、応援してくれるファンたちが「思い切って『純烈』が戦隊になったら喜んでくれるよなと。メンバーにはいつかやってやろうぜと言っていたんです」というなかで「結成以来の夢」がかなったという。
その撮影へ酒井は「本当に、みなさんがヒーローもので観る採石場でドッカンドッカン爆破して撮影しました」とド派手なものだったといい、「ちびっこにも往年のファンの方にも応援してもらえる3世代に向けてやりました」と、世代間をつなぐ作品にも仕上がったのだとか。それだけではなく佛田監督は、『純烈』のためにと一肌脱いでスケジュールをあけてくれたスタッフもいたと話し、「現場は同窓会みたいで楽しかったです」と、目を細めていた。
一方、これまで『純烈』のなかで1人特撮作品に参加した経験のない、後上は、「ヒーローに変身できるということが僕のなかで大きいトピックでした」と語る。すると、酒井は「やっぱりね、後上が初々しくて、撮影の変身ポーズのときは、メンバーもスタッフも大爆笑でした」と、和気あいあいだった様子を窺わせることとなった。
そんななか小田井は、「映画に出るということはTBSの王様のブランチの映画コーナーに出られるんじゃないかって。(妻の)LiLiCoのインタビューを俺らが受ける日が来るのかと」と、共演の日を楽しみにしているようだった。
ちなみに本作には豪華なゲストも続々登場しているそうなのだが、後上は「一切言えないです。先程も、会見で言っちゃいけないことリストを見せて頂いて、それだけ秘密というか……」と“厳戒態勢”なことを窺わせつつ「徐々にみなさんにお知らせしていくものだと思います。本当に豪華な方々です」と、期待をあおっていた。
ほか、本作のポスターを銭湯に張ってもらいたいということでキャンペーンを展開するといい、小田井は「いつもお世話になっていた相模健康センターさんはコロナの影響で閉店となってしまっていて、銭湯さんに活気が少しでも戻ればと思っています」と、その熱い気持ちを語った。
変身解除前に『純烈』メンバーが登場しようとする一幕もありつつつ、キャストの誰かが発言するたびに、楽しげな笑いが巻き起こる温かい会見となっていた。
映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』は今秋上映予定!
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