森山未來「毎日映画コンクール」表彰式で男優主演賞受賞は宇野祥平のおかげ!?水川あさみ 女優主演賞受賞で夫・窪田正孝は「とても喜んでくれていました」

 『第75回(2020年)毎日映画コンクール』表彰式が東京・目黒のめぐろパーシモンホールで開催。映画『アンダードッグ』で男優主演賞を受賞した森山未來(36)、『喜劇 愛妻物語』で女優主演賞を受賞した水川あさみ(37)らが登壇した。

 『毎日映画コンクール』は1946年(昭和21)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などのスタッフ、日本映画を代表する名女優田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けていることが特徴となっている。

 森山は、第66回に『モテキ』で受賞して以来2度目の男優主演賞を受賞。『アンダードッグ』では監督賞などを含め本コンクールでは4冠となったことへまず「嬉しく思います」とニッコリ。

 本コンクールで映画『罪の声』で助演男優賞を受賞した宇野祥平も『アンダードッグ』に出演しているそうで、「『今度試合のシーンあるんで来てくださいよ』と言ったら、作品の最後の試合のシーンにフラッと現れて、父親役の柄本明さんのとなりに来てくれたんです。そのおかげで賞を頂けたのだと思っています」と、エピソードとともに軽口を叩いて笑いを誘った。

 作品では、もう一度再起をかける姿を捉えているが、いま世界が置かれている現状として「この時期自分で立ち上げていくことができない境遇によって、なかなか大変な時期を過ごされていると思います。僕もそのあおりを受け地ないわけではないと思います。そういう方たちの後押しになればいいなと思います。この映画に関わることによって底上げができていればと思います」と、込めた気持ちを語っていた。

 一方、水川は、「運命的な役だなと思っていて、一生忘れることのないような特別な役になりました。またいつかこうしてこの場所に立てるように日々精進しながら、しなやかに味わいのある俳優になっていけたらと思います」と、いまの心情を話す。

 司会の生島ヒロシからは、今回の水川の受賞に「ご主人はどういう反応でした?」と、夫で俳優・窪田正孝(32)のことに触れると、「とても喜んでくれていました」と、笑みを浮かべる。ちなみに『喜劇 愛妻物語』では、鬼嫁を演じた水川だが、普段の生活もそんな感じなのかとの質問には「あれは役なので(苦笑)。普段の私とは違う感じですね」と、そこはしっかり否定していた。

 ほか、映画『罪の声』で男優助演賞を受賞した宇野祥平、映画『朝が来る』で女優助演賞を受賞し『毎日映画コンクール』史上最年少の18歳で受賞となるw蒔田彩珠、映画『許された子どもたち』でスポニチグランプリ新人賞(男性)を受賞した上村侑、映画『37 セカンズ』でスポニチグランプリ新人賞(女性)を受賞した佳山明らが登壇した。

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