『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』公開記念舞台あいさつが5日、東京・丸の内TOEIで開かれコウ役の一ノ瀬颯、メルト役の綱啓永、アスナ役の尾碕真花、トワ役の小原唯和、バンバ役の岸田タツヤ、カナロ役の兵頭功海、そしてナダ役の長田成哉が登壇し、司会は寺迫麿氏が務めた。
2019年3月から20年3月まで1年かけてテレビ放送された『スーパー戦隊シリーズ』第43作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』。本作は32話と33話をつなぐ、32.5話ともいえる物語。TVシリーズでの敵との戦いで命を落とし、惜しまれながらもその姿を消すことになってしまったナダ。多くのファンの記憶に残ったナダというキャラクターの知られざる物語を描いたエピソードとなっている。
1年ぶりの撮影へ、キャスト陣がいきなり「綱くんどうだった?」と綱に振る。焦る綱だったが「本当に久々で、1年密にやっていたんだって」と、ちゃんとコメントでき成長を窺わせその後も無茶振り連発の愛されぶり。そんな様子を見ながら、小原も「みんな雰囲気が変わってなくて」と、ニッコリ。
すると、一ノ瀬は「ずっとお互いのことを考えていて……これって恋ですね」と、歯の浮くようなセリフを言いだし、会場を沸かせると、ほかのキャスト陣から「それさっき裏で言ってたけど、本当に言うんだ!」と、ツッコミが飛び、さらに沸き返ることとなった。
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』はSNSでも反響が良く、本作公開の発表がされた際も、SNSが沸き返った。この現象に尾碕は「もう飽きられているんじゃないかと思って、SNSを賑わせてくれて嬉しかったんです」と、嬉しかったといい、兵頭も「(放送が)終わってからトレンド入りしていて、後で大切さに気づくのかなって」と、分析していた。
イベント後半には、作品タイトルの『メモリー・オブ・ソウルメイツ』にちなんで、1年の撮影を通しての思い出をフリップとともに披露することなり、コーナートップバッターとなった長田は、「6人の後ろ姿をみれたのは僕だけです。役者人生に残る景色だったなって思います」と、頭に焼き付いたものだったと明かしたり、岸田は『ルール』としたため、遅刻回数を1人1人に自己申告させることとなり、尾碕、岸田は1回、一ノ瀬、長田は皆勤賞だったと明かしつつ、綱は「4回しました……」と、声のトーンを落とし、場内に笑い声が響くこととなった。
ほかにも、次々と思い出が披露。そのトリを飾ることとなった一ノ瀬は『痛い顔』とし、「撮影中、右・左足どちらも捻挫したんですよ。オフの日にバスケしていたら捻挫してしまって。スーツアクターさんからもテーピングしてもらって、歩くのも痛いんですけど、撮影で僕らは走って駆けつけるんです。それで足を踏み出したら『痛っ!』てなって。そうしたら監督から『痛い顔してるからもう1回』と言われて」と、足が痛む中何度も撮り直したという。すると、小原は一ノ瀬が「Gロッソ中も結構けがしてて」と明かし、兵頭は「それでも、それが分からないくらいアクションをしてくれていたから、すばらしいです!」と、完璧なフォローを見せ、会場も拍手で沸き返った。
その後、7人での変身と名乗りを生披露しつつ、長田は「ナダのストーリーはこれで終わりですけど、6人にはVSがあるので観に来てください!」と、アピールしたり、一ノ瀬は「久しぶりに会ってもみなさんが優しく受け入れてくれます。どこにいてもみなさんと僕たちのソウルは1つなのでそれを覚えてく返ってください」と、呼びかけ最後はキャスト全員で腕を振り上げながら「ソウルは1つです!」と、絶叫し熱気あふれるまま終演を迎えていた。
本作は『魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム』、『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』と合わせて3本立てで『スーパー戦隊 MOVIE レンジャー2021』として公開中!
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