歌手で俳優・星野源が19日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された『第44回 日本アカデミー賞授賞式』に登場。司会を務めた羽鳥慎一アナウンサーと女優シム・ウンギョンとのトークを繰り広げた。
星野は昨年公開された小栗旬が新聞記者・阿久津英士役で主演した映画『罪の声』(配給:東宝)にて曽根俊也役を好演したことから優秀助演男優賞に輝いた。星野とアカデミー賞といえば2014年に『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で第37回 日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞。昨年は主演作『引っ越し大名』が話題賞の俳優部門に輝いており、3回目で2年連続の日本アカデミー賞への登場となる。
まずは、同作で共演し同じく優秀助演男優賞を受賞した宇野へウンギョンがどんな気持ちで演じていたかという質問が。これに宇野は「監督も含めスタッフの方たちに、そういう年月を作ってもらったので、気持ちを説明するのが難しいです」という。そこで星野に宇野の現場での佇まいを尋ねると、星野は「現場に入ったときに、ものすごく圧倒されたんです。これまで過ごしてきた苦労みたいなものが伝わってきて、あの日の撮影は忘れられないですね」と、役者魂を目撃したそうだ。
自身が演じた役へ星野は、「京都生まれで京都育ちのテーラーの役で、京都弁をずっと最初から最後までだったので」と、言葉遣いが大変だったそうだ。
初共演した小栗へは、「それまでは打ち上げとか飲みの場で合うことが多くて、ノリノリな小栗旬しか知らなかったんですよ」と、現場もそうなるのではと疑っていたという。しかし、撮影現場の小栗は「寡黙で意外と静かだって。話しやすくて、この人好きだなって」と、気持ちが変わっていったそう。
そのうち“旬”“源ちゃん”と呼び合う仲にまでなったという。これに星野は、「後半ずっと2人でいる役だったので、気心がしれて。僕、あまり人を呼び捨てで呼ぶことが少ないんですけど」というと、小栗はその時間を「楽しかったです。現場でのいかたがすごく似ているのかなって。2人で端っこに座りながら、撮影の期間は過ごさせてもらいました」と、現場への打ち込み方が似ていると振り返っていた。
星野、宇野のほか『浅田家!』で妻夫木聡、『窮鼠はチーズの夢を見る』で成田凌、『Fukushima 50』で渡辺謙が優秀助演男優賞受賞したことから同席した。その後、最優秀助演男優賞は渡辺が受賞したことも発表となった。
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