福士蒼汰をはじめとした「髑髏城の七人 season 月」上弦の月メンバーが意気込み！
劇団☆新感線『髑髏城の七人 season 月』製作発表記者会見が25日、豊洲PITで開かれ『上弦の月』に出演する福士蒼汰（24）、早乙女太一（26）、三浦翔平（29）、須賀健太（22）、平間壮一（27）、高田聖子（50）らが舞台への意気込みを語った。
舞台『髑髏城の七人』は劇団☆新感線の出世作にしてヒット作となった戦国末期を舞台とした作品。今年3月30日から豊洲に新設された360度舞台のIHIステージアラウンド東京にて『劇団☆新感線 髑髏城の七人 Season 花』がこけら落とし公演として上演され、1シーズンごとに花、鳥、風、月と脚本・キャストと演出を変えて上演され続けている。月となる本作は『上弦の月』『下弦の月』と劇団☆新感線初のダブルチームでのもので交互に演じるという試み。会場には『下弦の月』に出演する宮野真守（34）、鈴木拡樹（32）、廣瀬智紀（30）、木村了（29）、松岡広大（20）、羽野晶紀（49）も顔をそろえた。
男性キャスト陣は客席最前列をハイタッチしながら登壇し、黄色い歓声が飛びまくるなかでのものに。捨之介を主演する福士は「今回は新感線の初舞台で緊張しています。でも、どこに緊張していいのか、何に対して緊張していいのか分からないくらい無知なんです」と、武者震いといった状態のようだが、「頼もしい仲間たちがいるので、その場所で何が出せるか、自分らしくその場所にいられれば」と、芯の部分では冷静さも持ち合わせているよう。
続けて早乙女は、「またかって（笑）。いやー、怖いですね。でもこれだけ若い人たちと一緒にできるって普段なかなかないので、僕も若い方で……宮野さんに比べたら（笑）」と、若さを意識したコメントをしていた宮野の話をふまえて軽口を叩く。
さらに早乙女は、「僕は新感線がこの若手の中で一番出演していて5回かな。新感線で分からないことがあれば、僕に……聞いてくれたら全部ウソ教えます」と、茶目っけたっぷりだった。
無界屋蘭兵衛を演じる三浦は「太一くんがseason鳥でやっていた役なので、その太一くんと一緒に舞台に立つというのが自分の中でプレッシャーなんです」と、本シリーズならではの心情を吐露。「すごい早いし、綺麗だし、一生懸命しがみついて追っていきますね。そんな心境です」と、真摯に話していた三浦だが、「同じチームですのでお互い切磋琢磨していいところだけもらっていこうかなって（笑）」と、ちゃっかりした一面も見せていた。
兵庫役の須賀は、「僕、いのうえさんの演出は受けたことがあるんですが、『劇団☆新感線』さんの作品は初めてなんです。『髑髏城の七人』の兵庫の中でも“若髑髏”なんで、元気いっぱいやりたい」というと視線が宮野に集まり、宮野は「俺を見るんじゃない」と、苦笑いさせることも。
霧丸を演じる平間は「いまのところ楽しみでしかなくて、けいこ場も何回か行かせて頂いたんです。自分なりに動けるところを見つけたり、この技を入れられそうだなというのをみんなで見つけられそうというのも楽しみです」と、試行錯誤中という。
これら、若さが前面に押し出された様子を見ていた高田は「私は最年長、極楽太夫なんですよね、きっと」と苦笑いしつつ、「みなさんものすごく若くて息子みたいなものです。本当に息子たちが……」というと平間が「“お母さん”が」と、さっそく乗っかることに。
高田は平間へ「お母さんいくつなん？」と聞くと平間は「お母さんは50くらい」と返答。これに高田は「一緒やん！」と嘆いたが、平間は「一緒じゃないですよ、綺麗さは」との殺し文句に、高田ははにかみ、場内も沸き返っていた。
最後に代表して福士へ意気込みを尋ねると「若気の至りというのを出していけたらいいのかなって。自分自身が舞台初めてなので、どれだけ力になれるかは未知数ですけど、みんなで20代のパワーとか高田さんをはじめとした方々もいらっしゃるのでその力も借りながらやっていきたいです」と、前を向いた。
劇団☆新感線『髑髏城の七人 season 月』は11月23日から2018年2月21日までIHIステージアラウンド東京にて上演！
※ほか会見記事はコチラ！
・【下弦の月】宮野真守「髑髏城の七人」本気ぶつけられる座長へ！廣瀬智紀は“ほほ笑みの貴公子”目指す！？
・福士蒼汰＆宮野真守ら「髑髏城の七人 season 月」会見開催！ド派手演出登場＆ウサギ意識で観客とハイタッチも
