アイドルグループ『AKB48』チーム8による単独舞台「マジムリ学園 -RAI-」(演出:丸尾丸一郎)ゲネプロが26日、東京・天王洲 銀河劇場で開催。上演前に小栗有以、岡部麟、倉野尾成美、坂川陽香、小田えりな、坂口渚沙、横山結衣、行天優莉奈が役の衣装で会見に臨んだ。
本作は、2018年7月にドラマ化となり、同10月には舞台化もされた作品の 2年後の世界を舞台に、少女たちの拳で語り合う青春ドラマが繰り広げられる。
前作から引き続き、リリィー役を演じる小栗は、「前作で演じた時ににアクションってこんなに面白いんだって楽しさを覚えて」と、変化があったのだとか。なかでも、「回し蹴りも得意になったんですけど、舞台やドラマが終わった後にも、普段からやっていたんです。そうして第2弾が来て回し蹴りができる日が来ると思ってなかったので、練習の成果として、みんなに華麗な回し蹴りをお見せしたいと思います!」と、さらに強化された回し蹴りをアピールした。
一方、前作ではリリィーの仲間だったが袂を分かつ役を演じる岡部は、悪役をあえて誰からも模倣せず、「岡部麟の中から生まれた、私が考えた悪というものを舞台で発揮できたらと思って」と、声を弾ませたり、倉野尾は、前作から「自分自身も成長したと思うので、成長したことをお見せできる舞台になれば」と、意気込んでいた。
公演へ向けての気持ちを問われると、「昨年1年間思うように活動できなくて、久しぶりの舞台でみんなすごく楽しみにしてます。それと(演出の)丸尾さんにもたくさん熱くご指導頂いて、みんなでいっぱい稽古してきたので、みんなで発揮できるように」と、熱い思いをぶつける小栗。さらに「涙が出るような良いシーンがたくさんあったりとか、観ている方が共感できるようなシーンとかがあるので、ぜひハンカチを忘れずに持ってきて頂いて、みなさんのことを泣かせられるくらいの舞台をみんなで作り上げられるよう頑張ります!ハンカチを持ってきてください(笑)」と、チャーミングな笑顔を浮かべた。
岡部は「ファンの人を惚れ直させたい!」と簡潔なセリフで思いの強さを見せたり、倉野尾も「チーム8でやらせて頂くので、これまでもともと仲がいいからこそ生み出せるシーンがたくさんあると思うので、チーム8っていいなと思っていただけたらと思います。。 チーム8は7周年になるので、いい8年目を迎えられるようにと思っています」と、弾みをつけたいようだった。
チーム8による単独舞台「マジムリ学園 -RAI-」は3月27日(土)から4月4日(日)まで天王洲 銀河劇場にて上演!なお、4月2日(金)は前夜祭、同3日(土)はチーム8の7周年記念日、同4日(日)は後夜祭として、この3日間はチーム8全メンバーがライブに特別出演することも決定している。
※記事内写真は© 舞台「マジムリ学園蕾」製作委員会