俳優・生田斗真(32)、女優・広瀬すず(19)が26日、東京・丸の内の東京国際フォーラム ホールCで映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(監督:三木孝浩/配給:ワーナー・ブラザース映画)完成披露イベントを俳優・竜星涼(24)、森川葵(22)、健太郎(20)、中村倫也(30)、女優・比嘉愛未(31)、三木監督(43)とともに開いた。
漫画家・河原和音氏が『別冊マーガレット』(集英社)で連載していた累計発行部数570万部突破の大ヒットコミック『先生!』が実写映画化!不器用でまだ恋を知らない17歳の高校2年生の響(広瀬)が、口ベタだけれど生徒想いな世界史の教師・伊藤(生田)を好きになったことから始まる胸キュンなラブストーリー作品だ。
客席の間を縫ってキャスト陣が登壇しピンクカーペットを歩くという距離の近い演出からとなり客席からは黄色い声援が飛び交いまくる。しかも階段を上がる広瀬に生田が手を貸してあげるという紳士的な一幕も!
生田は「広瀬すず史上最高に可愛い映画になりました。数年は塗り替えられることはないでしょう。日本男子諸君、覚悟して映画館に来るように!」と、褒めちぎる。逆に広瀬からも褒め言葉が飛ぶという褒め合いで幕を開けた。
生田は『僕等がいた』以来、5年ぶりとなる“恋愛映画”への出演。しかも、そのときの三木監督との再タッグとあり、「『30代になったときに生田斗真の映画を撮りたい!』と言っていたので、三木さんとの男の約束を果たしたという感じがします」と、充足感もあるようだ。
ちなみに、広瀬と生田は本作で初顔合わせというわけではないようで、生田から「僕が某金髪の潜入捜査官の役をやっていたときに(広瀬が)某チアリーディングの作品に出演していて、たまたまメイク部屋が同じでお会いして、よく分からない出会いでした(笑)」と、裏話も。
さらに、健太郎へはみんなが知らない広瀬の秘密はないかと無茶ぶりのような質問も飛んだが、「僕の知らないところでみなさんでラーメン食べに行ったりしていて……」と、“置いてけぼり”を食らったとしょんぼり。すると生田が、「撮影が11月から12月くらいで、クリスマスも近いから、スタッフの泊まっている宿の会議室を借りて、すずちゃんがたこ焼きを役スペースがあって」と、説明したのだが、ネットニュースでこの模様を知ったという健太郎は、がっくりとうなだれ、観客たちの笑いを誘っていた。
ほかにも、年の差のある作品ということで、「戻れない川を渡ったなって、大人の階段を上ったというか」と、ポツリと漏らしていた生田だが、作品にちなんだ“恋のお悩み相談室”の回答者に。こちらは事前に6000通の応募があったそうだが、1問目には「気になっている彼に特別な対応をされたい?」という質問には困り顔で、周囲に聞きまくり、結果、広瀬の「消しゴムを忘れたら割ってあげる」という案を採用する一幕も。
続けて、サッカー部で彼女となかなかデートできないけど、思い出に残るデートとしてあげたいという質問には、生田は、「こんな風に思ってあげられるなんて」と、まずはそこに感心し「試合見に来て!ハットトリック決めるから」という決め台詞を披露したり、もしゴールキーパーだった場合は「お前のハートをガッチリ守るぜ!」と、こちらはさまざまなバリエーションでしっかり答えきっていた。
イベント終盤には観客たちをバックに「先生!」「大好き!!」のコールアンドレスポンスが!生田は会場の3階席を見上げると「3階席もサボっちゃダメ!」と言ったり、特効演出で飛んできた風船へ「風船は分け合ってね!4つも5つも持って帰っちゃダメだよ」と、しっかりチェックして和気あいあい。
そのまま広瀬から「初めての本格ラブストーリーがここまでまっすぐな女の子を演じると気持ちがいいなって。いま恋をしている方でも、そうでない方でも、恋っていいなと思ってもらえるような、受け取るものがある作品になったと思います。思う存分、伊藤先生にキュンキュンしながら響の気持ちを共有して頂けたら!」と、スピーチし、生田からも「学生さんや若い世代、僕らのような大人の世代でも、恋をすることの素晴らしさを再確認できるのではないかと思っています」と、アピール。
そのまま終演を迎えるかと思いきや、出演者がそれぞれカラーボールを客席に投げ入れながら退席へ。ここでも生田から「数はそんななくて、2階席とか3階席とかの方は前に飛び出してわーってなっちゃダメね。本当にバーンって落ちちゃダメだから!」と、観客たちを気遣いまくる。キャスト陣がカラーボールを投げ入れるなか、生田は観客に手渡ししたりと、一番最後までサービスに務めていた。
映画『先生! 、、、好きになってもいいですか?』は10月28日より新宿ピカデリーほか全国ロードショー!