俳優・岸谷五朗(52)、吉沢亮(23)、大谷亮平(36)、女優・松井愛莉(20)が16日、東京・品川ステラボールでフエルサ ブルータ最新作『Panasonic presents WA!-Wonder Japan Experience-』(演出:ディキ・ジェイムズ)制作発表記者会見に登場した。
南米からスタートし、いまや世界30ヶ国60都市以上で500万人を魅了している体験型エンターテインメント『フエルサ ブルータ』。360度の空間でのパフォーマーたちによるド迫力のアクション、ドラムビートなどの気持ちが高まる音楽、最新テクノロジーを駆使した装置などスピード感あふれる演出をすべて人力で行う独特のもの。最新作に『WA!』とついているが、日本にインスパイアされて制作され、日本で公演がスタートとなる。岸谷はチーフアンバサダー、吉沢&大谷&松井はアンバサダーに就任となった。
会見では、岸谷が『フエルサ ブルータ』の良さを熱弁。そのパフォーマンスに魅せられすぎ、ワイヤーアクションで壁を走っているように見える演出を「地球ゴージャスの公演のときにパクりました」というほど熱を上げたそう。本公演にも“パクれる”要素はあるのかという質問には「ワイヤーは20年前でまだバレなかったんですけど、今回は出てこない。あまりにも装置の規模が大きい」と、もう模倣できる次元ではないそうだ。
その熱量を一部でも伝えるために、アルゼンチン・ブエノスアイレスで2ヶ月の厳しい修行をしてきたパフォーマーたちがダンスを披露。強風で紙吹雪が舞う中、ハイテンポの音楽に合わせるダンスに、大谷も「真横であんなダンスを見たんで入りたくなりました」といえば、吉沢も「臨場感がすごい。映像もすごかったですけど、この作品にかける熱をひしひしと感じました」と、うなずいた。
さらに、吉沢は「1つ1つがレベルが高すぎて、想像がつかないようなレベルになってる」とコメント。そこで吉沢が『仮面ライダーフォーゼ』の仮面ライダーメテオ役で出演していたことにかけ、「ライダーに変身したらできそう?」と尋ねると、「変身したら全部できそうですね……(変身)できないですから」と、苦笑い。
ほかにも、この日のアンバサダーチーフの岸谷のプレゼン力はどうだったかという答えにくい質問が大谷、吉沢、松井にされることに。岸谷は「僕の目を見て言ってね」と、プレッシャーをかけたこともあってか松井も吉沢も100点をつけ、大谷は、「120点じゃないですかね。会場中が情熱に押されていたのと、『演出をパクった』なんて言えないですよ。その男気に20点プラスです」と、うまいコメントで切り抜けていた。
「非常に遠いところまで行かないと観れない作品だったのが、日本を起点にして世界に持っていこうという作品が日本で初日を迎えます。日本人のみなさんにはチャンスだと思います。どのジャンルにも入らないパフォーマンスですのでよろしくお願いします」と、岸谷が熱烈PRしていた『Panasonic presents WA!-Wonder Japan Experience-』日本公演は8月1日から9月30日まで品川ステラボールにて上演!