俳優・板垣瑞生（20）が29日、東京・丸の内TOEIで映画『胸が鳴るのは君のせい』（監督：髙橋洋人／配給：東映）完成報告イベントをジャニーズJr.でアイドルグループ『美 少年』浮所飛貴（19）、女優・白石聖（22）、原菜乃華（17）、髙橋監督とともに登壇した。
本作は漫画家・紺野りさ氏が『ベツコミ フラワーコミックス』（小学館）に掲載し、累計発行部数250万部を突破した同名作が原作。高校1年の3学期に転校してきた有馬隼人（浮所）。篠原つかさ（白石）は、クールな彼が自分にだけ見せるふとした優しさに惹かれ、2年生の終わりに告白するも、「いい友達だと思っている」とあっさりとフラれてしまう。そして高校最後の一年。林間学校や夏祭りなど青春を彩るイベントを共に過ごしながら、まっすぐに有馬を「スキ」でい続けるつかさ。そんなつかさの思いにふれ、次第に有馬の気持ちにも変化が起こるラブストーリーとなる。板垣は、隼人の恋のライバル役・長谷部泰広を演じており、女子にモテモテなモデル風イケメン。初めは面白半分でつかさをからかっていたものの、告白しフラれても、一途に有馬を想い続ける姿にいつしか惹かれていく役どころ。
「僕の中でも日本中のみなさんの胸を鳴らしに行きたいと思います！」と勢いよくあいさつした板垣。撮影では浮所と仲良くなり、“うっきー”“みっきー”と呼び合うほどだったそうで、作品の撮影では、浮所と白石へ「2人にきゅんきゅんさせてもらいました。学園生活の複雑な部分も描かれていて、勇気ももらえるし、ちゃんと自分に考えさせられる映画になっていて素敵だなと思いました」と、思ったことを伝えた。
続けて、事前に一般の方から集められた質問に答えるコーナーも展開され、最近「きゅんきゅん」したものは？との質問が。これに板垣は、「最近すごいハマっているものがあって……ハンバーガーにハマっているんですよ。子供っぽいかもしれないけど、ハンバーガーってすごいのよ！本当に世界の食べ物なのよ！！」と、熱が入り「ハンバーガーの漫画があってその漫画を読んでいるときが胸が高鳴りますね。毎日食ってますね。同じハンバーガーがあるじゃないですか、タレ抜きにしたりといろんな味を試していて『うまいわー』ってなって」と、ハンバーガー愛を爆発させトークを盛り上げていた。
ほかにも、本日追って解禁を予定しているという登壇の4人の1人1人がチョイスした“胸が鳴るシーン”が上映。あることがきっかけで、つかさから泰広がビンタを受けるシーンを板垣はあげたが、そのシーンの撮影の際に、つけていたイヤーカフが飛んでいったのだとか。「本番でピーンってイヤーカフが飛んでいって、そのイヤーカフに“失恋”みたいな言葉が彫ってあって、それがあって飛んでいくというのが、わっ、悲劇的～！ってなって」と、シーンの裏話とともに解説。
ちなみに、そのときの心情として「イヤーカフが飛んでくれて（シーンが良くなったので）嬉しいんですけど、複雑な気持ち」とも。ここで浮所が「飛ぶくらい（ビンタが）勢いあったの？相当痛かった？」と、詰め寄ると、板垣は「すっごい上手で、めっちゃ頭真っ白になってあっ、痛くないって」と、白石のビンタの絶妙具合をたたえる。
すると白石は、「私も撮影で1番胸が鳴ったシーンです（苦笑）。当たりどころが変になって、もう一回リテイクとなって、何回も叩いちゃうのが1番申し訳ないなと思ってたから。1発で……1発で決めなきゃっていう気持ちで（笑）。すべてを込めて」と相当に気合が入っていたといい、板垣も「その気合を感じたし、いいシーンです。もう、気持ちよかったです」と、白石をフォローもしていた。
映画『胸が鳴るのは君のせい』は6月4日より公開予定！
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※記事内画像は（c）2021 紺野りさ・小学館／「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会
ビンタシーンに差し掛かると恥ずかしげにする板垣
イヤーカフが飛んだという
