アイドルグループ『Snow Man』のラウールが18日、都内劇場で映画単独初主演作品となる『ハニーレモンソーダ』(監督:神徳幸治/配給:松竹)ハニレモ♡しゅわきゅんサマー開幕式を吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳監督とともに開いた。
本作は漫画家・村田真優氏が『りぼん』(集英社)で連載している累計発行部数650万部突破の大ヒット少女コミックを実写映画化した作品。ラウールは主人公の三浦界(みうら・かい)役を、吉川がヒロインの石森羽花(いしもり・うか)役を演じている。
開演前の会場には、主題歌にもなっている『Snow Man』の楽曲『HELLO HELLO』が場内にかかるなかでのものに。そして時間となると、キャスト陣が会場に姿を見せる。
ラウールはシルエットが分かるタイトな黒の装いで登壇し「きょうはよろしくお願いします。めちゃくちゃ初めてのことが多くて。主演映画で(メディアの人に)撮影して頂けるのも初めてで」と話していたが、司会から「緊張してますか?」と振ると、「めちゃくちゃ緊張してますよ。ガチガチです」と、苦笑いしながらだった。
映画初主演作ということでラウールは、「たくさんプレッシャーもあったんですど、観る時は緊張で、恥ずかしくて、ドキドキして」と気恥ずかしさMAXだったようだが、「心がプルプルして潤いました。映画を観て青春っていいなと思いました」と、心が満ちるものがあったよう。
すると、吉川は試写を観ていたラウールの様子をレポートし、観ている間に席にかけていたラウールがどんどん沈むように「下に行く感じで」と、やはり気恥ずかしかったのか、どんどん席に深く沈んでいったと話す。これに、ラウールは「怒られるような態度で見ちゃうんです」と、ひたすら苦笑いだった。
撮影中のエピソードとして、岡本が「坂東さんが『ラウちゃん』と言ってくれて、それから私たちも行けるようになって」と、坂東が切り込み隊長になったのだとか。そんな坂東としては、ラウールに「初めての主演でお芝居を好きになってほしいじゃないですか」という心遣いから切り込んでいったという。
これにラウールも「距離を縮めて頂いて嬉しかったなって」と笑みが漏れていたが、なんと休憩中に坂東の膝の上に乗るほど距離が近くなったこともあったのだとか。その行動について尋ねると、ラウールは「言葉より体のスキンシップをと思って。心が縮まったかもなと思うと、そこにつけ込んでしまいました」と、笑っていた。
さらに、ラウールは「(吉川演じる)羽花ちゃんと手をつないで学校に入ってくるところで、周りの男の子や女の子が大騒ぎになっているシーンは、撮影していて、すっごい恥ずかしい気持ちになっちゃって。本当に自分の中の性格としてはありえないので。非日常体験できて嬉しかったです」と、内心照れながらだったことを告白。その心情を裏付けるように、坂東らもその姿を見守っていたといい「めっちゃ“助けて”みたいな顔でこっちを見ていて。しっかり目に焼き付けました」との証言も飛び出した。
イベント後半には、このなかで“ハニーレモンソーダ”のように、普段はレモンソーダのように刺激的かつ塩対応、しかし、好きな人の前ではハニーが増えるギャップということで、この6人のなかでそんな性格は誰かという質問もあり、濱田、坂東、岡本がラウールを指名。
とくに坂東が、ラウールに惹かれたきっかけとして『マイナビ 東京ガールズコレクション』(通称:TGC)でのラウールのパフォーマンスだったことから切り出す。そして坂東は「ダンスを踊っているラウちゃんを『TGC』で観ていて。1人で踊るダンスがめちゃくちゃ格好良すぎて!メロメロだったんですよ。ずっと僕、その姿をみんなに見せて“布教”していたんですよ!そこから台本読みで『はじめまして』と顔を合わせたときには(トーンを超小声にして)『ラウールです……』みたいなあのギャップがすごいなって!そうしたら次はヒザ乗ってますからね」と、熱弁!この熱量にラウールも「不思議な気持ちですけど、嬉しいです」と返していた。
そしてラウールから「このような状況で、当たり前のことが当たり前じゃなくなっている状況なので、スクリーンに映し出される映像もあのとき当たり前だったのが、いま当たり前じゃないなという気持ちが出てきています。すごく感心できるものになっているので、劇場でご覧ください」と、メッセージを寄せていた。
映画『ハニーレモンソーダ』は7月9日より全国ロードショー予定!
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※詳報追記に伴い初稿タイトル「ラウール 坂東龍汰の膝の上に乗ったのは「言葉より体のスキンシップ」!映画単独初主演作「ハニーレモンソーダ」は鑑賞して「心がプルプルして潤いました」」から変更しました。