水野勝は「転んでスクッと立つのうまい俳優」やボイメン活動につながる「全部裏切った」青春時代を告白!映画「お終活」舞台挨拶で高畑淳子から「すごい俳優になる」

水野勝は「転んでスクッと立つのうまい俳優」やボイメン活動につながる「全部裏切った」青春時代を告白!映画「お終活」舞台挨拶で高畑淳子から「すごい俳優になる」7

 “ボイメン”ことエンターテインメントグループ『BOYS AND MEN』水野勝(30)、女優・剛力彩芽(28)、松下由樹(51)、高畑淳子(66)、アイドルグループ『虹のコンキスタドール』で女優・清水理子(24)が13日、東京・新宿ピカデリーで映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(監督・脚本:香月秀之/配給:イオンエンターテイメント)大ヒット御礼舞台あいさつを香月監督とともに開いた。

 結婚40数年の大原夫婦が熟年離婚危機や終活にかかわることにより、その家族や葬儀社の社員まで巻き込んでそれぞれの新たな人生に向かっていくという物語。水野は葬儀社に務める主役の菅野涼太役を、剛力は大原家の二女・亜矢を、松下は菅野の上司・桃井梓役を、高畑は大原千賀子役を、橋爪功は大原真一役を演じている。

 水野は、「やっと東京でやれたぞー!という感じで嬉しいです」と、右腕を上げて、喜びの感情を伝えた。

 すでに今年5月21日に公開されているが、その反響へ水野は「自分で言うのはあれですけど、すごくいい反響が届いています!映画の公式Twitterもあるのですが、これを誰かに伝えたいからポスターとかチラシを張りたいですというお声を頂いていて。こういったことは、なかなかないんじゃないかなと思います。感謝の気持ちでいっぱいです」と、心を動かされた観客たちの声に触れて手応えを感じたという。

 一方、共演の剛力からは「水野さんと楽しかった」と話すと、水野は「剛力さんがアドリブ入れてくるんで、それに対応して楽しかったです」と、暴露し剛力を苦笑いさせることも。

 続けて、高畑は水野へ「転んでスクッと立つのうまいよね!」と、その演技ぶりを褒めると、水野は「『転んでスクッと立つのうまい俳優』と書いておいてください(笑)」と上機嫌。さらに高畑の水野話は止まらず、「水野さんはどん欲!きょうも楽屋であいさつするなり、『泣くときってどうしたら良いんでしょうか?』って聞かれて。そんな人はいませんよ。この人はすごい俳優になると思いまーす!(笑)」と、今後の俳優活動へ太鼓判を押していた。

 映画タイトルの“熟春”にかけて自身の青春時代のことをトークすることとなり、水野は学生時代に13年やってきたサッカーで「『ROOKIES』のような高校に通っていて、高校3年生のときに、グレてしまったんです。グレちゃったことによって、13年やってきたサッカーの最後の大会のレギュラーを外されたんです。そのときにはじめて、悔しいという感情になって。13年父親がスパイクとか買ってくれて、試合会場まで送ってれた日々を、自分が怠けたことによって全部裏切ったような気がして。そこで挫折したというのが僕の青春の思い出ですね」と、ほろ苦い思い出とともに、それがボイメンでの活動にもつながっているそうで、「僕はスカウトで(ボイメン)と出会ったんですけどそれが運命的な出会いだったので、サッカーで失敗しても、その青春の思い出があったから一生懸命やりたいという思いがあるんです。それはいまもその青春の思い出があったから生きています」と、全力活動への思いを語っていた。

 さらにイベント後半には、水野へのサプライズとして、昨年から親交があるという音楽プロデューサー・つんく♂からのメッセージが寄せられた。(※文末に全文掲載)

 これに水野は「めちゃくちゃ嬉しいですね。僕は普段男のグループでつんく♂さんも男のグループなので、すごく面倒を見てくれて。それで、長文のLINEをしてしまったんですけどこうしてお手紙をくださって……」と感慨深げで、司会からつんく♂が担当したボイメンの楽曲『どえりゃあJUMP!』にかけて「ジャンプされないんですか?」と問うと、水野は「ジャンプはしてなかったですけど心はぴょんぴょんしてます」と、瞳を潤ませながら笑みを浮かべていた。

 ほかにも、作品の主題歌『あなたへ』を担当した清水は「お父さんを幼いときに亡くしていて、このときこうしておけばよかったと思って、大切な人をもっと大切にしてもらえるようになればいいなと思っていました」と、曲へ込めた思いを語ったり、香月監督は次回作があったときのために、まだ余白を残していることなどをトークしていた。

 映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』は公開中!

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 ■つんく♂からのメッセージ
 「お終活」観させていただきました。
 ちょっと前に大病しちゃった僕にとって、なかなか胸にくる作品です。
 観ている僕ですらこんな気持ちで観ていたので、出演者のみなさまにとってもひと事でないというか、単に演じるだけでなく、肌に感じるリアリティーの中での御演技だったんじゃないでしょうか。
 そんな空気感が映画の中からプンプンしておりました。

 菅野涼太役の水野くん(ボイメン)と昨年からお仕事させていただき、彼から「この映画をつんく♂さんに絶対に観てもらいたいんです」と連絡もらったんですが、観て分かりましたね。とても手応えを感じたんだと思います。
 とても素敵な温かい作品、そして温かい出演者のみなさんとご一緒させていただいた結果、彼の「どうだ~!」と人さし指で鼻の下を擦っている絵が浮かんできます。
 なにはともあれ、どなたにおかれましても決してひと事ではございません。

 「立つ鳥跡を濁さず」といいますが、「立つ鳥跡を清めよ」というような言葉が頭に浮かんできたそんな作品でした。

 あ、決して悲しい映画じゃなく、笑えて感動できる素敵な作品ですよ!

 以上

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冒頭から手を上げて慶ぶ水野

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つんく♂の手紙に瞳を潤ませる

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出口でも礼儀正しく一礼して去る