岡田准一“バディ”田中圭へ男気のコメント!佐藤二朗にヒートアップで畳み掛けた結果とは?

岡田准一“バディ”田中圭へ男気のコメント!佐藤二朗にヒートアップで畳み掛けた結果とは?1

 アイドルグループ『V6』岡田准一、木村文乃、堤真一、平手友梨奈、安藤政信、山本美月、佐藤二朗が18日、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(監督:江口カン/配給:松竹)初日舞台あいさつを江口監督とともに開いた。

 本作は漫画家・南勝久氏原作で累計800万部の人気を誇るコミック『ザ・ファブル』が原作。どんな相手も6秒以内に仕留める伝説の殺し屋“ファブル”(岡田)が、ボス(佐藤浩市)からの指令で、「1年間、誰も殺すな。一般人として“普通”に生きろ」と命じられ、佐藤アキラという偽名で、相棒・ヨウコ(木村文乃)とともに一般人のフリをして暮らそうとするも、やはり起こってしまう大騒動を描いている。平手は、高校生の時に何者かに両親を殺され、心を閉ざしながらもその復讐だけを生きがいにしながら過ごしている車椅子の少女・ヒナコ役を演じている。

 会場は有観客で行われるものとなり岡田は「コロナ禍のなか、こうしてみなさんが観に来てくださるのが嬉しいし、これだけ人が来て頂けるというのが感謝の気持ちでいっぱいです」と、胸の内を。

 続けて、「きょうは『ザ・ファブル』の公開もそうですが、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』の初日でもあって、(主演の)田中(圭)くんは昔(『図書館戦争』で)バディを組んでいて、いまのバディは木村さんで、それでもっと前にはたくさんのバディを組ませて頂きましたが、力強いバディを組ませて頂いた方々と、またここで再会できて、作品を作れたのが幸せです。戦って作った作品ですので、そんな作品を届けられる幸せを感じています」と、同日初日の他作品も挙げてエールを送る男気も垣間見せた。

 トーク中、佐藤が「私は1個もアドリブがありません」と話したところ、岡田が食い気味に「嘘です!嘘です(笑)」と断言。さらに岡田は「堂々と嘘と言うんです。セリフだってほとんどちょっとしかないのをだいぶ……」と言いかけているところ、佐藤が「そうやって岡田准一は嘘をつくの!そうやって嘘を!」と、速攻で否定。

 岡田もこれにヒートアップし「いやもうアドリブの天才ですから!」と、譲らず、司会のラルフ鈴木も「OKだけ撮っておいて、あとアドリブをやると聞いたんですけど……」と、援護射撃。佐藤はこれに「誰から聞いたの!?」と問いかけると、ラルフが「福田(雄一)監督です」と、かなり信憑性のある名前を挙げ、佐藤は「福田の名前は出すな!」と、ひたすら苦笑い。

 ここで岡田も畳み掛け「予告で『どこ見てんねん!』とか僕が目線をそらすところは、あそこは(佐藤の)アドリブですからね。いろいろやったらツッコんでくれるんですよ」と、証言。ついに、佐藤も「ごめんなさい、アドリブがまったくないと申しましたが『どこ見てんねん!』はアドリブです」と、白旗を挙げていた。

 最後に岡田から、「ちょっとでも良い時間だなと思ってもらえるように、僕たちは映画を作っております。この映画が、みなさんにとって誰かにとって、振り返ったらきょうはいい1日だったと思ってもらえるようになっていたら幸いです。それとちょっとおもしろかったなと思ったらSNSなどで伝えて頂ければ。僕らも励みになっていたりします。きょう公開なので、僕らの耳元に感想も入ってきて、作ってよかったな、届けられてよかったなって思っています」と、厚い御礼のメッセージで締めくくっていた。

 そして公開を祝い「祝」「公開!」と印字された特大風船が2つあがり、それをキャスト陣が手渡されたハンドキャノンで割るという演出が。中から、劇中でファブルが唯一、無条件に大笑いしてしまう“スベリ芸”が魅力の芸人・ジャッカル富岡が印字された風船が舞い降り、初日を祝っていた。

 映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は全国公開中!

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