女優でファッションデザイナーの篠原ともえ(42)が21日、東京・渋谷の明治神宮会館で開催された『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2021』(SSFF & ASIA)アワードセレモニー内のCGアニメーション部門で審査員を務めたことからステージに登壇した。
今年で23回目の開催。本年はショートフィルムが持つさまざまな可能性を信じ、幅広いジャンルの企業や団体とタッグを組み、バラエティに富んだショートフォイルムを全国どこでも楽しめるオンライン会場での展開もしている。今年は11日から同21日までの期間5ヶ所のリアル会場とあわせ、世界約120の国と地域から集まった6000本以上の中から、選りすぐりの約250作品を上映した。
司会の花澤香菜から「素敵なお衣装ですね」と、褒められた篠原は「ありがとうございます!いい声ですね~」と、ニッコリと返してほのぼのしつつ「載せてくださいね~」と、その場でくるりと回った。
CGアニメーション部門はカナダのジャン・フランソワ・レヴェック氏が監督した『私、ベルナベ』が優秀賞に輝いたが、篠原は、「完成を目指してどんな状況下でも作って形にしていくというのは、私も物作りをしていくうえで、完成を目指すというのは気持ちが分かります。そのあたりはとっても勇気をもらいました」と、講評を。
さらに、自身の本日の衣装についても触れ「私がコツコツ作っていたテキスタイルを重ねたものですけど、丁寧に作っていくクリエイターたちのなかで印象的だったのが、SDGsを取り入れながら作品を作っていて、時代性を取り入れながらオリジナリティーを持ち合わせて作っていく。私もそういう作り方を私も学んでいきたいなと、思っています」と、刺激を受けたそうだ。
ちなみに優秀賞を選出するまでほかの審査員2人とそれぞれ、別の作品を挙げたことから激論を交わしたとも語っていた。