米倉涼子スカーレット・ヨハンソン＆フローレンス・ピューからのサプライズ動画に思わず涙！“妹”田村睦心と『ブラック・ウィドウ』イベントで「本当に思いが詰まりました」

2021/6/30 2023/9/13 エンタメ, カルチャー

公開を祝い祝砲を撃つ2人

　女優・米倉涼子、声優・田村睦心が30日、ユナイテッド・シネマ豊洲で映画『ブラック・ウィドウ』（監督：ケイト・ショートランド／配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン）公開直前イベントに登壇し、司会はDJ TAROが務めた。

　マーベル・スタジオの人気シリーズ『アベンジャーズ』に登場する美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密を描いた作品。米倉はスカーレット・ヨハンソンが演じる“ブラック・ウィドウ”ことナターシャ・ロマノフ役の吹き替えキャストを約10年務めており、田村はナターシャの妹・エレーナの声を担当している。

　新型コロナ禍により度重なる公開延期を乗り越えついに公開となり、米倉は、「こうしてイベントを何度もやれるかもやれる……、やれない……、やれる！やれない！！みたいなことが何度もあったので、きょうこの場に立てて嬉しく思います」と、喜びを。

　コロナ禍前にすでに吹き替えを終えていたという米倉は「早くみなさんに観て頂きたいと思っていました」と、待ちに待っていたといい、自身としては「まさかこうして映画ができると思っていなくて彼女にあえて嬉しいです」と、万感。そんな本作の予告編ではかなりのアクションシーンが披露されたが、米倉は「まだまだありますから（笑）」と、大ボリュームであることを匂わせた。

　作品へは、作品に起用されてからの過去を思い出したそうで、「本当に思いが詰まりましたね」と、しみじみ。その見どころとして「戦うんですけど、動きが少なくて、謎めいた人という感じなんです。でも、彼女の心のそこからの部分を吐き出している感じがして。本物の家族という思いと、家族愛にすごく執着しているブラック・ウィドウのお話になると思います。あとはアクションですね。ビュンビュンに飛んでますから！」という米倉。

　吹き替えについては、「演出家の方からとにかく感情を入れるな抑えて、静かに頑張ってくれと言われました」と、要求があったそうだが、「ただ、好きなようにやらせて頂きました」といい、それがしっかり通っている様子も見せつつ「アベンジャーズは終わらないものと思っていましたのですが、ブラックウィドウの集大成ということで心を引き締めて演じさせて頂きました」と、気持ちを込めたそうだ。

　彼女の過去である“偽りの家族”が登場することにちなみ、自身の家族についてトークをすることもあり、「表に立ってみなさんにエネルギーを放心していきたいなと思っています。私はつい3日前まで舞台をしていて、それを家族も観に来てくれて。小さな相談芋乗ってくれて、そういうのは家族って大切だなって」と、しみじみ話すこともあった。

　イベントでは、さらにサプライズとしてスカーレット・ヨハンソンとエレーナ役のフローレンス・ピューからサプライズでお祝いの動画メッセージが！この映像が終わった瞬間、米倉は、「感動で動けません」と、目を真っ赤にして何度も流れ出る涙をぬぐうこととなり「LAに行きたい！」と、2人に会いたいと語っていた。

　米倉から「アベンジャーズらしいアクションになってますし、心に響く映画になっています！」と、アピールしていた映画『ブラック・ウィドウ』は7月8日より映画館にて、7月9日にはディズニープラスプレミアアクセスで公開を予定している。