ジャニーズJr.でアイドルグループ『7 MEN 侍』本髙克樹、今野大輝が10月21日より上演となる「Rock Reading『ロビン』~「ロビン・フッドの愉快な冒険」より~」(上演台本・演出:鈴木勝秀)に出演することが21日、発表。合わせて、メインビジュアルも公開となった。
昨年10月に上演した、朗読とロックバンドによる生演奏のRock Reading『幸福王子』の第2弾。アメリカ人作家、ハワード・パイル原作『ロビン・フッドの愉快な冒険』を題材にしたものとなる。
主人公のロビン・フッド役は『幸福王子』で主演・王子役を務めた本髙が演じる。ロビンの片腕リトル・ジョンを演じるのは『幸福王子』でツバメ役を演じた今野を起用。前作でも大好評だったミュージシャンが再集結し、あたかも音楽ライブのようなリーディングを展開させていく。2人による会話劇、そして2人のナレーターによる物語の進行を軸に、ロックバンドによるオリジナルロックミュージックの生演奏を組み合わせた新感覚の朗読劇となる。
なお、上演台本・演出は、前作に続き、演出家・鈴木勝秀氏が務めることとなる。音楽は大嶋吾郎氏となる。
「Rock Reading『ロビン』~「ロビン・フッドの愉快な冒険」より~」東京公演は2021年10月21日から同31日までヒューリックホール東京にて、大阪公演は11月5日から同7日までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演予定!チケット一般発売日は9月18日を予定しているといい、公演の最新情報は、公式HP(https://robin2021.com)にて随時公開予定となる。
■ハワード・パイル著「ロビン・フッドの愉快な冒険」 原作ストーリー
シャーウッドの森の奥に隠れ住む弓の名手ロビンは、棒術の名人リトル・ジョンとともに、吟遊詩人、飲んだくれの修道僧など、個性豊かな強者たちを仲間に引き入れながら、強欲な役人や聖職者らを相手に、痛快な戦いを繰り広げ勝利する。
ロビンはその功績によって、獅子王リチャードからロバート・ハンティングドン伯爵という名を与えられ、ロンドンの王宮に仕えることになるが、伯爵という地位と王宮の堅苦しさに馴染めず、再びシャーウッドの森に戻るのだった。
ロビンの擁護者でもあった、獅子王リチャードが遠征地で不慮の死を遂げたあとのことである。
ロビンは、高熱が続く病を患い、従姉妹の修道院へ隠れる。そこで、医術の知識がある従姉妹に治療をしてもらうはずだった。
しかし、悪政の限りを尽くしていた愚帝ジョン王から、ロビンを匿っていること対する報復を受けることを恐れた従姉妹は、治療と称してロビンの動脈を切断し、大量の出血をさせてしまう。
慌てて駆けつけたリトル・ジョンの介抱により、一命を取り留めたかのように見えたロビンだが、出血の量があまりにも多すぎて、リトル・ジョンの腕に抱かれたまま、この世を去るのであった──。
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