ライブイベント『Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Live Streaming 2021』が22日、配信となり伊東健人、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、島﨑信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎、加藤和樹、浪川大輔の12人のボイスキャストが夢のライブステージを繰り広げた。
『Disney 声の王子様』は、ディズニーの名曲をトップレベルのボイスキャストが歌唱する、夢のカバーアルバムシリーズ。今年2月24日には7作目となるアルバムをリリースしている。そんなカバーアルバムのボイスキャストたちが一堂に会する豪華イベントとなっており、『Disney 声の王子様』初のアリーナツアーを敢行。本公演は今年開催された神戸公演と東京公演の映像に加え、スペシャル・アピアランスの加藤と浪川のスペシャルプログラムが追加された特別配信公演となっている。
開演前にはキャスト陣による、『ミッキーマウス・マーチ』のダンスの振り付けレクチャーもあるなど、気持ちもアガる演出が差し込まれる。
そして開演時間となるとアタック映像後に、太田基裕、仲村宗悟、森久保祥太郎に『眠れる森の美女』の楽曲『よるいつか夢で』からとなり、3人はゆったりとした優雅な感じの振り付けとともに歌唱を見せれば、曲の最後には振り向きも。
2曲目は伊東による『ノートルダムの鐘』の楽曲『僕の願い』で、さまざまな人の願いが届くように伸びやかな声を響かせる。3曲目は岡宮による『ライオン・キング』の楽曲『愛を感じて』となったが、その直前には植田による朗読が入るものとなり、作品の世界観へ誘うナビゲーターの役割を果たすこととなった。
4曲目から7曲目までは『アラジン』のコーナーへ。まずは、アラビア風な衣装を着た木村が、炎演出も入るなか、「はるか遠く、砂漠の彼方……」とゆったりした口調の朗読劇から始めたかと思えば、途中からは熱の入った楽曲『アラビアン・ナイト~ランプの伝説』の歌唱パート、そして再びゆったりとした口調での朗読劇に戻るなど、緩急のついた変幻自在の圧巻ステージングで魅了。5曲目『ひと足お先に』の浦田は軽やかに手を振る姿や、6曲目『ホール・ニュー・ワールド』はポップにアレンジされており、白い王子様衣装の仲田が魅力的な低音を響かせる。7曲目『スピーチレス~心の声』を歌唱した三浦は、曲の最後に氷のように青くなったステージで少し切なげな表情を浮かべる振り向きを披露した。
8曲目『コンパス・オブ・ユア・ハート』は島﨑が歌唱。「人生で最高の冒険が始まる」とニコニコと笑顔で現れた島﨑は、眩しい笑みを浮かべながらパフォーマンスし続け、「これからみんなの新しい冒険が始まる!」「いつでも心のコンパスを信じるんだ!」と、ポジティブなメッセージとともに、暗転するまでずっと笑顔のまま、体全体を使って大きく手を振り続ける姿を見せていた。
続けては、木村、浦田、太田、三浦による『美女と野獣』の朗読劇へ。その間には植田による楽曲『愛の芽生え』が挟み込まれ音楽に合わせて軽快なダンス、踊るようなステップ、階段をリズミカルに上がる姿などで魅了し、再び4人による朗読劇へ戻るという構成となった。朗読終わりでは伊東と三浦による楽曲『美女と野獣』の披露となり、その終盤には2人が手をかざすと星がきらめくような照明の配置や、ピンスポットが綺麗に当たり2人の横顔を映し出す演出で目を引いた。
11曲目から13曲目までは『リトル・マーメイド』のコーナー。島﨑がナレーションを務めるなか仲村が海の底のような淡い青色の照明のなかで楽曲『アンダー・ザ・シー』を披露し、曲終わりで腕組みのポージングをバッチリ決める。12曲目『哀れな人々』の前には三浦がナレーションを務めつつ、黒の衣装に身を包んだ森久保がムーディーな歌唱とともに艶のある雰囲気満点のセリフ、いきなり力強い発声をしたりと自由自在に歌い上げた。
そして13曲目『パート・オブ・ユア・ワールド』は岡宮のナレーションからはじまり、浦田&島﨑が歌い上げていく。2人でハーモニーを奏でつつ、間奏中には島﨑が「みなさん楽しんでくれてますか?」と客席に問いかけたり、浦田は「最後まで楽しんでいきましょう!」と声をかけると、ここばかりは会場にサイリウムが揺れまくり、曲の終盤には一緒に両手で拳をにぎってリズムをとるとタイミングを合わせてポージングを披露していた。
仲村によるナレーションから始まった太田による『モアナと伝説の海』の楽曲『どこまでも ~How Far I’ll Go~』。太田は階段に腰掛けて立ち上がりながらの歌唱からスタートさせていた。
終盤には浪川による『ヘラクレス』の朗読劇となったが、1人数役を淀みなく務め続け、声優としての能力を遺憾なく発揮する展開も。そこから加藤による同作楽曲『Go the Distance』の圧巻の歌唱。続けて加藤が星が降るような映像と夜闇を感じさせる照明のなか楽曲『シューティング・スター』を歌唱している途中から浪川も加わり、相乗効果あふれるステージで楽しませた。
そしてフィナーレへ向け伊東、浦田、太田、岡宮、木村、島﨑、仲田、仲村、三浦、森久保が横一列に並び『フィール・ザ・ラブ』を披露。その途中には1人1人メッセージを寄せていたが、なかでも木村が「夢の時間楽しんでますか?もう少しお付き合いください」と、メッセージを寄せれば、島﨑は会場を見回し「ペンライトめっちゃ綺麗!」と言いつつ「配信のみなさんも心のペンライトめっちゃ振って」と、画面の前のファンへも声を届けていた。
そして『小さな世界』、序盤でレクチャーしたダンスをしっかり入れ込んだ『ミッキーマウス・マーチ』を歌唱し、間奏ではステージに手をふる姿もありながら終演を迎えていた。
なお、本公演は7月29日までアーカイブ配信が行われている。詳細は配信詳細ページ(https://avex.jp/Disney-voicestars/streaming/)にて。
■セットリスト
M1:いつか夢で〔眠れる森の美女〕/太田基裕、仲村宗悟、森久保祥太郎(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M2:僕の願い〔ノートルダムの鐘〕/伊東健人
M3:愛を感じて〔ライオン・キング〕/岡宮来夢
M4:アラビアン・ナイト~ランプの伝説 ―朗読―〔アラジン〕/木村良平
M5:ひと足お先に〔アラジン〕/浦田わたる
M6:ホール・ニュー・ワールド〔アラジン〕/仲田博喜
M7:スピーチレス~心の声〔アラジン(実写版)〕/三浦宏規
M8:コンパス・オブ・ユア・ハート〔シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ 東京ディズニーシー(R)〕/島﨑信長
朗読:美女と野獣~朗読part.1~/木村良平、浦田わたる、太田基裕、三浦宏規
M9:愛の芽生え〔美女と野獣〕/植田圭輔
朗読:美女と野獣~朗読part.2~/木村良平、浦田わたる、太田基裕、三浦宏規
M10:美女と野獣〔美女と野獣〕/伊東健人、三浦宏規(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M11:アンダー・ザ・シー〔リトル・マーメイド〕/仲村宗悟
M12:哀れな人々〔リトル・マーメイド〕/森久保祥太郎
M13:パート・オブ・ユア・ワールド〔リトル・マーメイド〕/浦田わたる、島﨑信長(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M14:どこまでも ~How Far I’ll Go~〔モアナと伝説の海〕/太田基裕
朗読:ヘラクレス/浪川大輔
M16:Go the Distance〔ヘラクレス〕/加藤和樹(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M17:シューティング・スター〔ヘラクレス〕/加藤和樹、浪川大輔(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M18:フィール・ザ・ラブ〔レジェンド・オブ・ミシカ 東京ディズニーシー(R)〕/伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、島﨑信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎(CD未収録のライブ初披露楽曲)
M19:小さな世界〔ニューヨーク・ワールドフェア〕/伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、
島﨑信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎
M20:ミッキーマウス・マーチ〔ミッキーマウス・クラブ〕/ 伊東健人、植田圭輔、浦田わたる、太田基裕、岡宮来夢、木村良平、島﨑信長、仲田博喜、仲村宗悟、三浦宏規、森久保祥太郎
●公式サイト
http://avex.jp/Disney-voicestars/
●公式Twitter
@voicestars_PR
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※記事内写真はPresentation licensed by Disney Concerts. (c)Disney