YouTuberでクリエイターのカルマ(24)が25日、東京・南青山のエイベックス内で記者会見を開催し同社に所属することを発表。応援に東京の“育ての親”といわれる女優・とよた真帆(54)が駆けつけ、司会は元『アイドリング!!!』の橘ゆりか(28)が務めた。
カルマは2018年から動画投稿サイトのYou Tubeに投稿を開始。約1年でチャンネル登録者数100万人を突破する反響となっていたが、昨年9月から更新をストップし、以降の動向に注目が集まっていた。しかし、前日24日午後7時に復活動画を上げて登録者数160万人を突破し、再び活動を再開していた。
同社側はカルマを所属させる意図として、「You Tubeの枠にとらわれないキャラクターとビジュアル、クリエイティブがエイベックスと合うと確信。エイベックスに好感を持っており一緒にトップを目指したいと本人も常に話している。企画もゼロから彼自身が生み出すため、動画本数が少ない分、再生回数が非常に多く、唯一夢にポジションを確立。動画の内容も『悪ガキ』が楽しんでいるような内容なので同世代の男性に多くファンを抱える。You Tubeを軸としつつ、多角的にエイベックスのリリースを注ぎ込み、エンタメのトップを目指します」としている。
会見場には、カルマの動画にも出演しているというSPらしき人物も横に立つ“厳戒態勢”に。そんななか黒のジャケットと七分丈のパンツ姿で登場したカルマ。約40人近い報道陣が集まっており、それを見たカルマは「すごい……」「こんなに……」と頭に手を当てビックリといった様子で絶句し、「何も聞かされてないんですけど、ダミーじゃないんですよね?」と、“ドッキリ”と疑いながらのものとなった。
「メディアに出ること自体が初めてで、1年間You Tubeを休んでいたので、そのへんにいる大学生をつかまえてきて来週デビューだからみたいな感じの心情です」と、心境を吐露しながら会見に臨むものとなった。
今後の活動については、「これからの活動自体は、明確にこのジャンルに絞るというは僕の考えとは違っていて。いままで僕がなかった組織の力とか、いろんなジャンル挑戦してみたいなと思うので」と、まだまださまざまなことにトライしたいようで、「簡単に言ったら無計画ですよね」と話していた。
会見途中にはとよたがサプライズで登場。とよたは、カルマが中学時代のときから知っており、その才能を見抜いていたそうで、中学生で家に帰っていないカルマを東京に呼び家族として交流していたという経緯があり、現在でもカルマからとよたに電話をするそうで「電話が1時間くらいそれでずっとお話している感じです」というほど信頼しているのだとか。
そんなとよたは「You Tubeではとっても破天荒で、魅力的で若者に元気を与えているし、『パワーを貰いました』というコメントを頂いているのをみて、芸能界に入ってどんな活躍を見せるのかというので」と、期待を寄せるとカルマは「一番特殊な授業参観ですよ」と、笑う。そして芸能界の先輩として、「芸能界って怖いんですよ~(笑)」と、しっかりアドバイスもしていた。
ほかにも、カルマに憧れを持っているバドミントン日本代表の桃田賢斗選手(26)からもコメントが寄せられ、「いつも動画観て、天真爛漫なキャラを観て元気が出ています。
いつか一緒にバドミントンできたら嬉しいです。その前にご飯とか行きましょう。稼いでると思うのでおごってください(笑)」と、フランクな呼びかけも。これを観て「今月も家賃払えるか分からないくらい」と、苦笑いしつつ「本当に金メダル筆頭候補だと思うので出し切ってもらいたいなと思います」と、メッセージを寄せたり、記者から何かごちそうする?との問いかけには、「1番食べたいものだと思うんですけど、こういうときは焼き肉なんですかね。僕は1年間休んでいて本当にお金がないので、エイベックスさんに領収書を切ってもらって」と、さっそく事務所に甘える姿を見せていた。
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